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38話 ページ42

小さな物音で目覚めるのは昔から。



『(迅の部屋で寝ちゃってたんだ…)』


かけられた毛布を綺麗に畳むと、もぬけの殻となったベッドに置いておく。


玉狛のリビングへと降りると、宇佐美が朝食の準備をするところだった。



『宇佐ちゃんおはよう〜』

宇佐美「わっ!名前ちゃん、おはよ〜」


名前の存在に驚きながらも持ち前の寛大さでなにも聞いてはこない。




『作るの手伝うよ!なに作ってるの?』

宇佐美「サンドイッチ!今日はこれから玉狛の新人ちゃんたちが訓練しにくるから」


名前は慣れたように食パンの耳を綺麗に切り落としていく。



宇佐美「いや〜名前ちゃん相変わらず手際いいね〜、いいお嫁さんになるよ〜」

宇佐美はおばさんくさそうに手をチョイチョイと上下させる。

『も〜!そんなお世辞いいから、早く具材挟んで!』


三角に切り終えた食パンが大量に置いてある中、名前はマヨネーズやケチャップといったソースを塗っていく。



具はハムキャベツだったり卵だったり、、、宇佐美もモクモクと具材を挟んで行った。





「やはり苗字だったか」

『あ、レイジさんおはようございます!』

ああ、おはようっとこちらも名前がいることを気にしていない。



「名前先輩、相変わらず綺麗ですね、おはようございます」

『あ、京介!相変わらずモサモサのイケメンだね!おはよ』

こちらもさして気にせずリビングの席へとつく。




『玉狛ってあったかいね…』

宇佐美「フフ、名前ちゃんが加わればもっとあったかくなるのにね」



宇佐美は完成したサンドイッチを食卓へと運び始める。
ほんとうにここはあったかい…。




ダダダダダダダダ

廊下からものすごい轟音…?が響く。



ダーン


これまた轟音で開いた扉の先には小南が立っていた。




小南「いま、名前の声しなかったー?!?」

『気のせいじゃない?』

小南「あ、気のせいなのね…」


と食卓へと小南はつく。



小南「…っているじゃない!!騙したのね!!!」

『いやいやw』


笑いながら全員が食卓へとつく。
小南はまだなにか言っているが誰も聞いていない←


『新人君たちの分は取ってあるし、みんな食べよう!』



「いただきます」と迅意外の玉狛メンバーで朝食をとりはじめた。

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設定タグ:ワールドトリガー , 三輪秀次 , 風間蒼也   
作品ジャンル:アニメ
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rina214skt2(プロフ) - アイカさん» あ、あはははは←タイトル、三輪くんの彼女は風間さんの嫁ですに変えようかなwww (2015年9月14日 8時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - あれ?三輪君の彼女なのに風間さんの嫁に見えてきたなんでだ? (2015年9月12日 22時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» はっ…!誤字…アイカさんありがとうございます!すぐに修正します!! (2015年8月25日 1時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 武が悪いじゃなくて分が悪いですよー (2015年8月25日 1時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» またお話思いついたら書きたいと思います!ありがとうございます\(^o^)/ (2015年8月12日 14時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あめ | 作成日時:2015年8月12日 4時

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