前の席の輩君に気に入られました【宇髄天元】２

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〜Aside〜




「あ、俺そろそろ帰るわ」





時間が18時を少し過ぎた頃

不死川くんがそう言った




「おう。Aは？」



『あ……私もそろそろ帰ろうかな』



「………ん、わかった」




不死川くんと一緒に帰り支度をする




『不死川くんって家どの辺なの？』



「駅の反対側のすぐ近く」



『そうなんだ！じゃあ駅近くまで一緒に帰ろ！』



「おー」



「…んじゃ、不死川
ついでに駅まで送ってってやれよ」



「……お前はいーんかよ」



「何がだよ(笑)」



「…何でもねぇ、じゃあまた来週な」



「おう」



『天元またね、花火大会楽しみにしてる』



「俺も、またな」






玄関で天元とバイバイして

私は不死川くんと一緒に駅の方へ歩いて行った









最後の方


まともに天元と話せなかった気がする…





私が勝手に意識しちゃってるだけなんだけど






『不死川くん今日はありがとね』



「俺は全然。つーか途中からずっと俺に聞いてたけど宇髄に教えてもらわなくてよかったのかァ？」



『………その事なんだけど…』



不死川くんに

ちょっと相談してみようかな




そう思って歩いていた足を止めた私に気づき

不死川くんも一緒に立ち止まった






『不死川くん、少しだけ時間ある？』



「？30分くらいならいれっけど」



『ほんと！？ちょっと聞いてもらいたい事あって…』






話をする為駅近くの小さな公園に行って



そこにあるベンチに腰をかけた

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