６７. ページ18
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永瀬 side
彼女を家に連れて行き、まずは彼女に服を着させた。俺のパーカーをあげた。
寒かっただろうし、ずっとそんな格好されてると、
どこ見てええかわからんし。
その場から間に、ココアを作って彼女にあげた。
彼女の隣に座った。
本当は、何があったのか知りたい。
だけど、何故か聞いちゃいけない気がして、特に触れないで居た。
でも、原因は誰か分かる。
永瀬｢…アイツやろ？｣
そう言うと、小さく頷いた。
…やっぱりな。
服は、、乱れてたし…まさか。。
彼女は、泣き出してしまった。
永瀬｢…わかったわかった。言わんでええから。
今まで辛かったな。｣
｢ッ… ｸﾞｽｯ…｣
彼女は、震えながら泣いている。
…落ち着かせてあげなきゃ。。
だから、俺は『おいで？』と言って腕を広げた。
すると、ゆっくり俺の腕の中に入って来た。
小さくて、か弱い体。震えてる背中。
それを包んであげるように抱きしめる。
永瀬｢…受け止めるからいっぱい泣き。｣
そう言い、彼女を落ち着かせていた。
しばらく、抱きしめてると、彼女が固まった。
泣き声も聞こえなくなった。
その代わり可愛い寝息が聞こえてきて。
永瀬｢…寝ちゃったか。笑｣
俺は彼女を抱き上げて、俺のベッドの所まで運んであげた。
そっと寝かせてあげた。
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作者名：りな | 作成日時：2020年8月23日 0時
