チャラ瀬くん。〈Ren.N〉 (ページ6)

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本当はすぐにでも言いたかったけど、先生も来てしまい、授業が始まった。

HRの時間。出席を取られたり、いろいろ…。

そして、私の名前が呼ばれて返事をすると
クラス内に笑いが起こる。。

もう…なんなの…ここから消えたいよ…。

俯く私。救い、私の席は、1番後ろの窓際だったから、それだけはほんとに救い。。

『((ｺｿｯ))大丈夫？？』

隣のサクラがそう話しかける。

｢…大丈夫､､ありがとう…｣

『気にしない方がいいよ？』

｢…うん､､｣

先生『島田と山田何話してる！！』

！！ぁ……

｢『すいません…』｣

オマケに先生に叱られるし…なんなの？今日…。。

またまた笑いが起きる。

もう嫌だ…。

永瀬廉…のせいで…、いやそもそも事の発端は私だけど。

その後も授業が進んでいく。
いつもなら集中出来て勉強も捗るのに、今日は
あのこともあってか全然集中出来ない。。

勉強が手に着かない。時間の進みが遅く感じる。

…今なんて、まだ2時間目。休憩まで2時間も残ってる。早く休憩にならないかな。。

このモヤモヤとした気持ち、打ち明けてスッキリしたい。

ふと、窓際に目を移す。そこには、生徒達が。

あれは1年の生徒かな？体育の時間かな。

｢…あ､､｣

そこには、永瀬廉達も。またあの2人とつるんでいる。

『A！』

｢…へっ？？｣

『…先生に当てられてるよ。』

｢…えっ！？｣

先生『…島田どうした。今日はいつにも増して
ぼーっとしてるな。この問題を解いて欲しい。
きっと聞いてないだろうけど。』

先生まで……その言葉がグサッと刺さる。。

もうめちゃくちゃだ。私はとりあえず立ち上がる。

先生が言った通り、話なんて聞いてなくて……

どうしよう…って思っていた。

勇太｢〇〇だよ！｣

あ…

勇太が紙に書いてくれてそうアピールしてくれた。

｢…〇〇です｣

勇太が教えてくれたことをそのまま答えた。
先生は、納得の行かない顔をしてたけど
流してくれた。

はぁぁぁ……

力が抜けたように椅子に座った。。

私は、コソッと

｢…勇太ありがとう｡｣

って伝えた。

勇太は頷いて居た。

…いろいろあったけど、何とか休憩まで頑張った。

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