27. ページ27
.
家に入り、自分の部屋に向かってる途中……
玄樹｢…A？｣
｢…あっ､にぃちゃん｣
玄樹｢…部屋来ていい？｣
｢…うん｣
にぃちゃんなんだろう…？？
何か、ちょっと無表情で怖い…
部屋に着いて……
玄樹｢…今までどこに居たの？｣
えっ…もしかして、もぉお見通し…？？
｢…えっと…｣
玄樹｢…俺見ちゃったんだよねー。男と家に入ってくの。｣
｢………｣
見られてたんだ……
どうしよう…
にぃちゃんの顔を見れなくて、俯くことしか出来ない…
玄樹｢…説明しようか？｣
説明って……
｢…にぃちゃんには…かんk…｣玄樹｢…俺には関係ないって言おうとしたろ？｣
｢…ッ…｣
玄樹｢…言えないんだ？素直になって
ちゃんと言えば良いのにー｣
｢……｣
怖いよッ……
玄樹｢…あーもうッ､､誘われたの？｣
｢うんッ…｣
玄樹｢…ふーん､あの人誰？好きなの？｣
｢…後輩…｣
玄樹｢…へぇ､で好きなの？｣
さっきから、質問責め…
もういや…
｢…別に…｣
玄樹｢…その反応何？まぁいいや。
俺勇太だったら良いけど､あいつはやめとけ？｣
｢…ッ…！！ もう何も知らないくせに勝手に
言わないで！出て行ってよ…！！｣
にぃちゃんの一言にとても腹がたった。
にぃちゃんは無言で部屋を出ていった。
｢…ッ…涙｣
ベッドに横になって、布団に潜る。
何故か涙が溢れる……
…にぃちゃんになんて関係ない。
1番腹が立ったのは、永瀬くんの事を酷く言ったこと。何も知らないくせにね……。。
永瀬くんと勇太を比べないで……。。
あと…にぃちゃんに言われて気付いたけど…
永瀬くんの事が…好きかも……。。
.
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りな | 作成日時：2020年1月31日 23時
