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無事学校を出れて、一緒に帰っている。
でも、まだ私たちの高校の人達が少し居て。
こっちを見て、いろいろ言ってる……。。
永｢…気にするな。さっさと行こ？｣
｢…うん。。｣
ｷﾞｭｯ
えっ…
みんな見てるのに、堂々と手を繋いできて、
速足で帰る永瀬くん。
急な事で何故かドキドキしてる私。
最近、自分の気持ちが分からない。
永｢…先輩？？｣
｢…へっ？？何？｣
永｢…何かボーッとしてるで？笑｣
｢…ちょっと考え事してただけ。｣
手を繋がれてドキドキしたなんて言えない……
永｢…ふぅーん､なぁー…ちょっと俺ん家来ない？｣
｢えっ…？｣
永｢…やっぱり寂しいねん。たまに紫耀達が泊まりに来るけど。家も近いしええやろ？｣
｢……うん､いいよ。。｣
そう言って、また少し表情が曇る。
そりゃあ寂しいよね…。。
永｢…やった､ちょっと散らかってるけどなー！笑｣
｢…ふふっ､えぇー笑｣
永｢ええやん､ちょっとぐらい笑｣
｢…うん笑｣
それからしばらく歩いて、永瀬くんの家の前に着いた。
永｢…今カギ開けるな！ …アレっどこにしまったけっけ！｣
｢…えぇー笑制服のポケットは？カバンは？笑｣
永瀬くんは、焦りながら、至る所を探してて、
永｢やっとみつけたッ！！笑｣
結局、制服のお尻のポケットの中にあったみたいで…
永｢ゴメンな！今開ける！｣
そう言って、ようやくドアが開いた。
永｢どうぞー！笑｣
｢…お邪魔します。｣
そう言い、永瀬くん宅にお邪魔した。
…にぃちゃんに見られてたなんて思いもしなかった。。
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作者名：りな | 作成日時：2020年1月31日 23時
