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屋上に来て、私はお弁当を食べて永瀬くんは
売店で買ったパンなど食べてる。
永｢…さっき何言われてたん？｣
｢…ちょっとぼーっとしてて…｣
永｢へぇー､考え事？もしかして俺の事？笑笑｣
｢…ッ…！んなわけ無いよ…！｣
なんて言ったけど、図星で…。
永｢ふーん､その割には様子が変やけど笑｣
｢…別にッ…｣
永｢卵焼き､頂くな！笑｣ﾊﾟｸｯ
｢あっ…！ちょっと！笑｣
卵焼きを取られた〜…もぅ…
永｢うまッ！めっちゃ美味いで！｣
そう言って、ﾓｸﾞﾓｸﾞしながら言う彼。
そう言えば、勇太にも取られた事あったなぁ…
勇太も美味しいって言ってくれて…とても嬉しかった。。
｢…そうかな…///｣
永｢おんッ♪♪今度作って欲しいな？｣
｢えっ？｣
永｢じゃ､デートの日どこかピクニックに行こ！
そん時にお弁当食べたいな？｣
｢……わかった｡｡｣
永｢やったッ！楽しみにしてるで！
早くその日にならんかな♪♪｣
そう言って、上機嫌の永瀬くん。
ピクニックか…。
懐かしいな…よくサクラと勇太で行ったな…。
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
あっ…チャイムが…
｢…戻らなきゃ！｣
そう言い、ベンチからたって行こうとしたら永瀬くんに腕を掴まれた。
永｢…一緒にサボろ？田中←先生に前から
いろいろ言われてるんやろ？｣
｢えっ…うん､､｣
どぉして知ってるの…
永｢…サクラ先輩とも上手くいってないんでしょ？
やから､ここでサボろうや？授業なんてマジつまらん。｣
…なんで、サクラと上手くいってない事や、
先生の事も…なぜ知ってるの…？
｢…うん､､何で知ってるの…？｣
永｢…顔に書いてあるで。｣
｢えっ…｣
永｢…明るく振舞ってるんにずっと冴えない顔しとるもん！｣
ﾑﾆｯ
両手で、顔を挟まれ…
永｢…誰でも辛い事ってあるもんやん？
いつまで経っても引きずってたら何も始まらへんで？俺は先輩の笑顔が見たい…｣
そう言って、ようやく顔から手を離した。
｢…そうだね…^^｣
永｢……やっと笑った。…俺の前だけは笑顔で居て欲しいな？｣
そう言う彼の顔は、何故か何処か寂しげで切ない表情に見えた。
永瀬くんも何かあったのかな……。
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作者名：りな | 作成日時：2020年1月31日 23時
