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ママ『とりあえず入れるよ?』
「…うん!」
ガチャ… バタバタ…
永「…先輩ッ!!大丈夫っスか??」
「…うわっ…なんで居るの…」
来たのは、サクラ、勇太でも無く永瀬廉だった。
走って来たのか、息が上がっている。
ベッドの横に座った彼。
永「朝また家の前で待ってたけど先輩来なくて…
紫耀達と行ったんやけど、学校でジン先輩達に聞いたら、体調崩したって聞いたから…」
そう言って、少ししゅんとしてる彼。
何故か、少し胸がザワつく。
「……ありがとう。昨日よりはマシだよ。
てか、学校は…?」
永「よかった〜学校何てこっそり早退してきた!
先輩の事心配だったし、、」
「…そんなに心配しなくて良いのに…」
永「心配するわ!一応俺の彼女候補やし?」
「……何言ってんの…」
照れる様子も無くそんなキザな事を言う彼。
顔が熱くなるのが分かる。
永「あっ顔赤い!笑後、これ買って来たからあげる!」
そう言って、コンビニの袋を渡された。
中を見ると、ポカリとぶどう味のゼリーが。
「…赤く無いしッ。ありがとう…」
永「…赤いでッ!笑 それでも食って元気出せ!」
「……ありがと。」
永「…また、明日家の前で待ってるな!じゃこれで帰るで!」
帰ろうとしてる彼。
何だか寂しいな。。
「…うん!また明日…!」
小さく手を振る彼。
私も手を振って、お分かれした。
…ドキドキしてる胸。
私は、身体を起こしてさっきもらった袋から
ポカリを取り出して飲んだ。
「…美味しい。。」
喉が乾いてて、美味しく感じる。
「はぁ〜…」
半分ぐらい飲んでしまった。
ゼリーは後で食べよう。
…ありがとう。永瀬くん。
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作者名:りな | 作成日時:2020年1月31日 23時