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『ひょ、!』



「ひょ」



変な声が出たのが既に恥ずかしいのに、それを硝子に復唱されてそれが倍になる

振り向くまもなく耳朶はまれた…

そんなことをするのは1人しかいない




『ごじょー…』



「全部聞いてたかんな」




まじか

全然気づかんかった




「私外で煙草吸ってくるわ」




そう言って硝子は外に行ってしまった
逃げやがったな硝子め、私も連れて行け

硝子の背中を見ていると肩を掴まれて振り向かされると目の前に五条のご尊顔があった




「普通キスされたら気づくだろ」




『え』




「つーか…毎日噛まれてる時点で気づけ」




『え』




いや…てっきり私以外にもしてんのかと…

そう言えば「んなわけねぇだろ…」って頭を片手で抑えてた


え、じゃあ…




『じゃあ結構前から私の事好きだったってこと?』




「…ぉぅ」




『声ちっさ』




ふーん、あの五条がね〜っとからかってやると「全力で噛むぞ」と重めに脅されたから即黙った

五条が全力で噛んだら骨見えるんじゃ…?
…やめよ、想像すんの




「…んで?」




『ん?』




「いや『ん?』じゃなくて…返事は」




『え、えぇー…』



正直五条に対する感情は今んとこ恋愛じゃなくて恐怖なんだよなぁ…

痕になるくらい噛まれたらそうもなるでしょ


私が黙っていると察したのか五条は下を向く




「そーか」




『あ、なんかごめ…』




「じゃあこれから惚れさす」




『え』




「覚悟しとけ」




それだけ残して食堂を出ていった五条

1人取り残された私はとりあえず残ってたパンの欠片を口に放り込んだ

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
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ピンス(プロフ) - バチくそドキドキした…夏油… (3月25日 23時) (レス) @page14 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
クリス(プロフ) - 最高! (2021年11月1日 5時) (レス) id: c781421ae5 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
れんか - 五条さんの攻めやば…最高! (2021年2月27日 1時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
緑の白猫 - 設定が奇想天外過ぎて大好きです。 (2021年2月21日 19時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:翡翠 | 作成日時:2021年2月21日 12時

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