虎杖は私の手が好きらしい【呪術廻戦】

買い物 ページ7

「A！早く行くわよ！」





『はーい』




今日は同級生で友達のAとショッピング

なかなかない休みだしたまには女子だけで話したいしね


そう伝えると頭ぐしゃぐしゃになるまで撫で回された

虎杖が入りたそうにしてたのは言うまでもないわ





『今日は何買うの？』





「服買ってスイーツ食べて…とにかくJKする」





『JKって動詞なの？』





隣で『楽しみー』とわくわくしてるA

初めはあんまり感情表に出さない私の苦手なタイプかと思ったけど…





『何買おっかなー』




回りに花でも散らしてるかのようなこの子を見るとそうでも無いってことが分かった














「ん、次これ」





「次はこっちね」





「はいこれ」





『なんで私ばっかり試着してんの？』





原宿の服屋に入って次々試着室にいるAに服を渡していく

あ、ちゃんとAが着替えてる時に自分のも見てるわよ





「あんた身長高い上にスタイルもいいんだからもっと足出したのとか着なさいよ。勿体ないじゃない」




私は160くらいでAは168
虎杖とは5cmくらいしか差がない

女子にしては高身長なAはあまり肌を出したものを着ない




「私はあんたほど身長ないから、私の代わりにこういうの着なさいよね」




そう言ってまた服を渡すとAは私の方をじっと見て、試着室の近くにあった可愛い系の服を私に渡してきた





「なに？」





『じゃあこういう可愛いのは私の代わりに野薔薇が着て？』





そう言うと直ぐにまた試着室へ入っていった

何これ露出すごっというAの声を聞きながら渡された服をキュッと握る



何よ今の、可愛いじゃない

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