虎杖は私の手が好きらしい【呪術廻戦】

何処が好き ページ6

「悠仁はさ、Aの撫でる手の何処が好きなの？」





「え？」





五条先生と特訓して休憩がてら映画を見ていると急にそんなことを聞かれた

どこが好きって………ていうか




「なんで俺がAに撫でられるの好きなの先生知ってんの！？」





俺先生の前で言ってねぇよな…？
伏黒から聞いたのか？





「ん〜…やっぱ無自覚だったかー…

悠仁この間、僕と特訓してる時Aに撫でられたいって思いっきり言ってたよ？」






「…まじか」





全然覚えてねぇ…俺そんなこと言ってたのか





「で、何処が好きなの？」





両手を合わせてワクワクしながらこっちを見てくる先生

…完全に俺がAのこと好きって知ってて聞いてきてんなーこれ…





「どこって…暖かくて、柔らかくて、」






「うんうん」






「触られたらなんかこう…ふわふわすんだよな…」






「ふ〜ん…？」





初めて撫でられた時、触れられたところからじわじわと全身に広がっていくような熱さを感じた

その感覚が忘れられなくて今でも撫でてもらっている

単にAが好きだからっていうのもあるだろうけどさ、やっぱ1番は





「Aに撫でてもらうとさ、すげぇ安心すんだよね。落ち着くっていうか…

なんでかはわかんねぇけど

ふとした時にあの手に撫でられたい、触れてもらいたいって思うんだ」




頼む時ちょっと恥ずいけど


五条先生は俺の話を聞きながら「キャー！」と女子みたいな声をあげていた

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