�ξ个気鵑亮�難【緑】 ページ11
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緑Side
思えば今日は朝から変やった。
「……おはよう、おーくらさん。」
俺と目を合わせんように変な足つきで楽屋に入ってきたAちゃん。
(ちょっとカニに似てた)
「おはよ。どーかしたん？」
「ん？！いや！？ 何にもあれへん！」
………おかしい。
ほぼ逆ギレやし、そもそも意味が分からんし。
あ、きっとあれや、具合でも悪いんやろ。
この子すぐ頑張っちゃうし。
「………あの、おーくらさん。」
「ん？」
でも何でやろ。
わざわざ具合悪いのに、こんなはよ来るか？
なんか深刻な話でもあるんやろか。
……あ！ もしかして、あれか？
昨日かその前あたりで、あの何とか言う従兄妹ちゃんが泊まりに来たはずやったから、そん時いとこちゃんが何か、暴露したんとちゃうやろか。
もしかしていとこちゃん、
ヤバい男と付き合うてるとか……まさかお腹に、とかと
ちゃうよな！！？
「……もしかして、あのいとこちゃん関係あるん？」
「え？！なんで分かるん？！」
Aちゃんは、鞄を落とし眼を丸くした。
「お見通しやな…、」
「何があったん？ 俺でよければ何でも聞くで」
「あんな、ヤバいとは前々から思うててん。
でもな、それは、やっぱり仕事が好きやし、皆に恩返ししたいなと、思うてるからやの。
やから、作ろうとしなかっただけで多分作れるとは思うねん。
それを…」
「………ごめん、え？……」
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作者名：ゆうみ | 作成日時：2019年3月11日 16時
