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「え？」
「いとこちゃん、高校生とちゃうの？バイトの話？
あと何がヤバイん？ 作るって何？」
「あ！あの！いや！いとこの話ちゃうねん！
いとこに言われたってゆーか、何というか……あの、やっぱええわ！！ 水買ってくる！！」
Aちゃんは財布も持たず、楽屋を飛び出していった……。
……えぇ？
………意味、わからへん。
いとこに言われたってことは、Aちゃんのこと？
前からヤバいって思うてて、作ろうと思えば作れて、いとこに指摘されるようなことって、何？
……………子供？
Aちゃん、トンデモガールやからな……
あいつ錬金術とかで作りかねへんもん………
きっと最近仕事ばっかで頭沸騰しとるんや。
やっぱりしっかりしてるって思うてても一番年下やし
今は大変な時期やから、もっと支えてやらな。
――走り去るA、固く決意するおーくら。
両者の謎の溝は深まるばかりであった――。
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作者名：ゆうみ | 作成日時：2019年3月11日 16時
