2話 ページ2
『ねぇ総悟』
「なんですかィ?」
『私達って何しに来たんだっけ』
「見廻りでさァ」
『うん、確かそんな目的で来たよね』
「そうですねィ」
『じゃあなんでこんな所いるの?』
そう、総悟を見廻りに(無理やり)連れてきたはいいものの
見廻りじゃなくてサボリになってるんです。
ただ今私達甘味屋に居るんです。
『ハァ………』
深くため息をついたあと
私の横に銀色の天然パーマの人がどかっと座って団子を頼んだ。
「あ、旦那じゃねぇですかィ」
「うげっ、総一朗君と………うひょぉぉぉ誰その可愛い子!!俺めっちゃ好みなんだけど!?総一朗君、誰この子!!総一朗君の彼女!?」
「総悟でさァ、そいつはAっていいやす。俺の彼女ではないですぜ、俺の嫁でさa」
『それも無いから。私はAって言います!!以前は遊女でしたが、訳あって総悟が助けてくれて今に至ります。よろしくお願いします!』
「俺は銀時だ。好きなように呼んでくれ。あ、銀時って呼ぶのはやめてくれよな。」
『……じゃあ銀さんで』
「おう、ところでAちゃん」
『なんですか?』
「俺と今晩一緒にどu」
「旦那ァ、何かいいやしたか?」
「すみません何も無いです」
「Aは色々あってそういうの苦手なんでさァ、Aの前でそういうのを言うのは冗談でもやめてくだせェ」
『そ、総悟……((キラキラ』
「Aは俺が守りやす…((ギュ」
『総悟…ありがとう……』
「あの、銀さんの前でそんな事しないで。他所でやって。銀さん悲しくなっちゃう。」
『いい所だろ黙れ天パ』
「えっ」
…って自然と私もサボリに溶け込んでるじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁ
……………ま、いっか☆
「いや、よくねぇだろ仕事しろォォォォォ!!」
「あれ、土方さんまだ生きてたんですかィ」
「勝手に俺を殺すんじゃねぇ」
「分かりやしたよ、じゃあこっちでも殺せばいいですねィ」
「言い訳ねぇだろいい加減にしろよ総悟ォォォォォ!!」
…………かーえろっ
私は土方さんが乗ってきたパトカーを奪って2人を置いて屯所に帰った。
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凜音(プロフ) - 桜月さん» お待たせ致しました!! (2017年7月10日 6時) (レス) id: b49cfce415 (このIDを非表示/違反報告)
桜月(プロフ) - 続きが気になります!続き書いて下さい! (2017年6月5日 14時) (レス) id: 1574d4bc36 (このIDを非表示/違反報告)
姫乃(プロフ) - わかりました!いつまでも待っています! (2017年5月5日 17時) (レス) id: f41ec6a712 (このIDを非表示/違反報告)
姫乃(プロフ) - 早くーーーーーーーーーーーーーーー (2017年5月4日 10時) (レス) id: e5edb4b923 (このIDを非表示/違反報告)
凜音(プロフ) - 姫乃さん» もう少し先になると思いますね(( (2017年5月2日 15時) (レス) id: b49cfce415 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凜音 | 作成日時:2017年3月28日 14時