7話 ページ8
貴方side*
日も暮れて夜になり、花魁道中が始まる。
私は周りの禿達に囲まれて、月夜に照らされた道の先頭をゆっくり、ゆっくりと歩く。
周りのギャラリーはほとんど男ばかりで、総悟様を見つけられるか不安になった。
でも、彼は私のすぐ近くの所へ見に来てくれた。
他にも、ゴリラとV字前髪がいた。
私はその人達に笑顔を向け、再び歩き始めた。
遊郭に戻ると指名が入る。
総悟様の指名だ。
私はすぐに自分の部屋に向かう。
そこには総悟様が既に胡座をかいて座っていた。
「Aの花魁道中、なかなかの見物でしたぜィ」
と言って、私の頭を撫でてくれた。
私は、いつものお礼の意味も込めて一言
「ありがとう」
と、言って笑った。
沖田side*
夜、Aの花魁道中を見るために、早くもその場所につく。
しばらく待っていると、花魁道中が始まった。
花魁の独特な歩き方は、見ている男だけでなく、女も魅了すると有名だ。
Aは先頭を歩いていた。
月に照らされた顔を見ていると、顔が火照ってきたのが分かる。…俺が女に惚れるなんてな。
後ろから近藤さんが
「あの子可愛いな!」
とAの事を言う。俺は
「アイツは俺がいつも指名してるやつでさァAって言うんでィ」
と紹介した。
土方もどこかソワソワしていたので、俺がバズーカで打ってやった。
Aはこっちに気づくと、俺達に笑顔を向けてまた歩き始めた。
俺は遊郭にいち早く戻り、Aを指名した。
まだ戻ってきてないらしく、Aの部屋で胡座をかいて待っていた。
するとAが来た。
「Aの花魁道中、なかなかの見物でしたぜィ」
と言ってAの頭を撫でる。
するとAは
「ありがとう」
と言って笑った。
その後俺達は、色々なことを話して二人仲良く眠りについた。
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もふ - 応援してます!頑張ってください! (2018年4月1日 15時) (レス) id: e49a8b5939 (このIDを非表示/違反報告)
凜音(プロフ) - 小鈴さん» 応援コメありがとうございます! はい!ご希望に答えられないような駄作品ですが、頑張っていきたいと思います! (2017年3月22日 14時) (レス) id: b49cfce415 (このIDを非表示/違反報告)
小鈴 - すっごく面白いです!これからも頑張って下さい!応援してます(^o^) (2017年3月22日 9時) (レス) id: 7ef5a986e0 (このIDを非表示/違反報告)
凜音(プロフ) - セイラさん» コメありがとうございます! 今のところは続編出そうかなと思ってます (2017年3月22日 6時) (レス) id: b49cfce415 (このIDを非表示/違反報告)
セイラ - 続編お願いします…!何卒、何卒……! (2017年3月21日 20時) (レス) id: b537a2b254 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凜音 | 作成日時:2017年3月15日 17時