6話 ページ6
朝になり、総悟様を見送った。
最近は総悟様の事ばかりが気になって仕方なくなり、総悟様以外の客はあまり取らなくなった。
昼になり、昼の営業が始まった。今日の夜は花魁道中があると言うことを聞かされ、途中で総悟様に会えたらなと楽しみにしていた。
格子の中から外を見ていると、総悟様が来てくれた。少し総悟様と話した。総悟様は、鬱陶しい人のことや自分の好きなこと、自分達は何をしに吉原へ来ているか等を話してくれた。話しているだけでも、私の心は軽くなり、頑張ろうという気持ちが湧いてきた。
花魁道中の事を総悟様に最後に告げると、総悟様は笑って見に来ると言ってくれた。
そうして、彼は来た道を戻って行った。
沖田side*
Aは過去を俺に話してくれた。
実の父親に売られたこと、禿としてこき使われていた事。全てを俺に話してやろうか。
俺は途中から殺意が湧いてきた。
父親の首跳ね飛ばしてやろうか。
…今はとりあえず、Aの頭を撫でてやった。
するとAは眠りについた。
その顔はどこか笑ってるように見えた。
俺はやっぱりこいつが好きだ。この顔も、何もかもが。
そう思いながら、俺も眠りについた。
朝になり、Aが俺を外まで見送ってくれた。
とりあえず、いつものメンバーと合流し、また捜索を開始した。
昼になり、ぼーっとしていた俺は土方に怒られる。
俺は土方の顔面に向けてバズーカを打ってやった。うぜぇから。
こいつの顔なんてみたくねぇや。気晴らしにAの顔でも見に行こうと思い、豪華な遊郭へと足を勧めた。
格子越しにAと話した。
俺の鬱陶しい奴(土方)俺の好きなこと(土方暗殺)俺が吉原に住在している理由や他にも色々なことをAに話した。
Aは楽しそうに俺の話を聞いてくれた。
そろそろいけすかねぇ奴の所に戻らないとと思い、仕方なくリンを後にした。
そういや花魁道中の事を聞いたな、絶対見に行かないと。
62人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もふ - 応援してます!頑張ってください! (2018年4月1日 15時) (レス) id: e49a8b5939 (このIDを非表示/違反報告)
凜音(プロフ) - 小鈴さん» 応援コメありがとうございます! はい!ご希望に答えられないような駄作品ですが、頑張っていきたいと思います! (2017年3月22日 14時) (レス) id: b49cfce415 (このIDを非表示/違反報告)
小鈴 - すっごく面白いです!これからも頑張って下さい!応援してます(^o^) (2017年3月22日 9時) (レス) id: 7ef5a986e0 (このIDを非表示/違反報告)
凜音(プロフ) - セイラさん» コメありがとうございます! 今のところは続編出そうかなと思ってます (2017年3月22日 6時) (レス) id: b49cfce415 (このIDを非表示/違反報告)
セイラ - 続編お願いします…!何卒、何卒……! (2017年3月21日 20時) (レス) id: b537a2b254 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凜音 | 作成日時:2017年3月15日 17時