＊3ー6 ページ27
「んじゃあ、改めて。今日泊めてくれてありがとうな
俺は伊達航だ」
夕食も終わり、落ち着いた頃
一番大柄な子が軽く頭を下げた
夕食の量がいつもの三倍だったのをここに記しておこう
「あ、俺は萩原研二。よろしくね。こっちは陣平ちゃん」
「おい、ちゃん付けすんじゃねぇ。はぁ…松田陣平だ」
「松田に萩原に伊達ね…。私は神誓A。よろしく」
紅茶を差し出しながらいうと、お礼を言って受け取る
視界の端にすごく面白く無そうな顔をしたゼロが映る
「ゼロ、どうしたの。そんな顔して」
苦笑しながら尋ねると、帰ってきたの「別に」という素っ気ない答えだった
ヒロに聞いても肩を竦めるばかりだ
「あー降谷は今日ちょっと機嫌悪りぃんだ
なー？降谷クーン？」
「うるさい」
「…へぇー？いいのかなー？いいのかなー？アレいってもいいのかなー？」
「はあ？！」
「そうだぞー？降谷クーン。そんな仏頂面だと幸せ逃げちゃうぜー？」
「こら、お前ら。夜なんだから静かにしろ」
「「うーい」」
「俺何もしてないぞ！？」
おもむろに肩を組んだ松田にそれに便乗する萩原
そこに伊達が仲裁に入る
何というか…男子高校生のノリだ
「ふふ、楽しそうね」
「あーまあな。いつもこんななんだ」
離れたところでニヤニヤしているヒロにコーヒーを出しながら話しかける
ヒロはまだわちわちゃやっているあの4人組から目を離さずに返した
「そう…。ヒロ、一つ提案があるのだけど」
「お？なんだ？」
「中学校、高校の卒業アルバム持ってくるけど手伝ってくれる？」
「お安い御用だ。」
いたずらっこのような笑みを浮かべるヒロとクスリと笑い会う
私も同じような笑みをしているのだろう
長い夜はまだまだ続く
(オマケ)
0「ヒロ、Aどこ言ってたんだ…って何だそれ」
ヒ「ああ、卒アル。お前ら見るよな？」
m、d、h「「「当たり前だろ」」」
0「えっちょっと待て。それ、もしかして…」
m「ブーwww変わってねぇwww」
h「えっこれ降谷？w顔変わってねぇww」
d「お？マジ泣きしてるやつある。そうしたんだこれ？」
イ「ああ、それはゼロがナあまりにも嫌いすぎるナスを食べようと頑張った図よ
確かそれはヒロが小学校の時に撮ったやつだったかしら」
m、h「「まwじwかw」」
0「おい！それなんでAが持っているんだ！」
ヒ「俺があげた」ドヤァ
0「ヒーロー？ちょっと表でろ」
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al8056(プロフ) - この世界ではの話でネグリジュじゃなくてネグリジェだも思います！ (2020年6月3日 0時) (
レス) id: bd89f0112b (このIDを非表示/違反報告)
くるクラ(プロフ) - ayuさん» ありがとうございます！頑張って更新します！！ (2019年5月21日 18時) (レス) id: 7e8dc5ebed (このIDを非表示/違反報告)
ayu - 初コメント失礼します！この作品がすごく面白くて更新楽しみにしてます！応援してます！ (2019年5月21日 8時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
くるクラ(プロフ) - 白桜姫さん» ありがとうございます！ (2019年5月21日 7時) (レス) id: 7e8dc5ebed (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - あなたが神か？最高！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: b2ef42075e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるクラ | 作成日時：2019年5月19日 20時
