什玖 ページ5
「…Aさん…ねぇAさん……起きてください…」
ん…誰の声？
あぁ…そっか、宗次郎が起こしてくれてるんだ。
でもまだ眠い…
「もうちょっと…」
すると、宗次郎が私の頬を軽く叩いた。
「僕だって眠いんです…。貴方のために早起きしたんですよ…」
あぁ…私、絶対に宗次郎のことが好きだ。
じゃなければ、こんな言葉一つで心は満たされない。
「しょうがないなぁ…」
寝返りを打ってみる。
すると、誰かの手に私の手が当たった。
うん…？
誰かの手って、もしかして…いや、もしかしなくても……
薄っすらと目を開けてみる。
すると、もうおでこが触れるか触れないかくらいのところに宗次郎の顔がある。
「…う…わ！//」
ちょっと！
まだ寝てたんだ！？
「ふぁ…おはようございます…」
小さめに欠伸をしながら宗次郎も起き上がる。
髪もボサボサだし…
よく見ると、布団が私のを含めて2枚、並んでいる。
「お、おはよう…」
あ、そうだ。
朝ごはん……
「朝ごはん、作ってくるね！」
そう言って、お風呂を探し当てた。
どうせ私も宗次郎もお風呂入ってないし…
朝ごはん作ってる間に頑張ってお湯を沸かしちゃおう。
すごいなぁ…ここの家、小さいけどお風呂がある。
私は、さっそく作業に取り掛かることにした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 202人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サブリナ - ピーってなんですか？ (2016年2月12日 17時) (
レス) id: 35db5af957 (このIDを非表示/違反報告)
青りんご(プロフ) - 平野美樹さん» え、はやわ(笑) (2014年11月23日 9時) (レス) id: 89bfc33715 (このIDを非表示/違反報告)
平野美樹(プロフ) - 青りんごさん» はよー。しーゆー。 (2014年11月23日 9時) (レス) id: 51a3ac247a (このIDを非表示/違反報告)
青りんご(プロフ) - 平野美樹さん» なんじゃそりゃ(笑)どうしただん！？ (2014年11月23日 9時) (レス) id: 89bfc33715 (このIDを非表示/違反報告)
平野美樹(プロフ) - 青りんごさん» どうもしないよ？w疲れたー。 (2014年11月22日 23時) (レス) id: 51a3ac247a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青りんご | 作成日時：2014年9月15日 17時
