†再び…… ページ44
「……………」
先ほどから潤也は黙りきっている。デルマーニの言葉が響いたのか、それとも何か考えているのか。
今A達は校舎の外に出ている。誰を部下にするか悩んでいると7時を過ぎ、校門の扉が閉まろうとしていたため即行で出てきたのだ。
「って、結構外暗いな。何か起きるのか?」
Aは顔をしかめる。案外暗いのは嫌いではないが、好きというわけでもない。夜は肌寒いし、夜の暗さは嫌いだ。
「案外間違っていないかもしれないな、貴様の勘は。ホラ見ろ、向こうに黒い影があるだろう」
彼が指差す方向は、電灯の影だ。其処は周りの影とは一風違い、一層黒い。
「…………あるけど……何?」
漣香が首をかしげ問う。デルマーニは即答した。
「暗殺騎士が来るぞ!」
その単語に反応したのはAだった。彼女は腰を低く落とし戦闘体勢を取る。残された漣香と莉那、そして潤也はうろたえる。
「何!?何がくるのさ!A!」
漣香は焦る。人一倍焦り、何時もの集中力と冷静さを失いつつある。それをAは振り返り彼女の肩に思い切り手を置く。
「いいか、よく聞け漣香、あそこの影っぽいから出てくるんじゃないかって奴は多分俺を殺しに来るであろう騎士だ、動揺はするなよ…!」
そういってる間にも、漣香は動揺しているようだった。
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操人(プロフ) - デルマーニかっけー! (2012年4月6日 17時) (レス) id: 82b55321fb (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 操人さん» じゃあこちらもタメで!宜しくね! (2012年3月31日 21時) (レス) id: e039cfd054 (このIDを非表示/違反報告)
操人(プロフ) - んじゃ、タメで!鈴もタメにしてよ!これから、よろしくヽ(#゚∀゚)ノ (2012年3月31日 20時) (レス) id: 82b55321fb (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 操人さん» どうぞどうぞ、全然タメでいいですよ!では宜しくお願いしますね! (2012年3月31日 16時) (レス) id: e039cfd054 (このIDを非表示/違反報告)
操人(プロフ) - ほんとですか!?ありがとうございます!!タメもおkですか?? (2012年3月31日 13時) (レス) id: 82b55321fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/ryourou/
作成日時:2012年3月25日 19時