嬉しい来客 ページ3
究極能力(アルティメットスキル)·····？
«お､すげぇ 真なる魔王にも匹敵するスキルだな»
ユニークスキルの上位版って事？
«ま､簡単に言えばな
十大魔王の何柱かは持ってるんじゃねぇか？»
ほー·····
『·····ていうかリムル､今私に名付けしても大丈夫なの？さっきだってこの街全体に結界張ってたし·····』
私にとっての心配は､今リムルがスリープモードになってしまう事だ
私がここまでの進化をしたんだ
かなり魔素を消費したはず
「今はシオン達の為に何かしないと落ち着かないんだよ」
ホントに大丈夫か·····？
『·····ありがとね』
リムルは少し笑ってみせた
疲れているだろうに
「A!!」
どこかから聞き覚えのある声がした
「ちょっと·····!!広場は今ダメですって!!」
「何を言うのだ!!友達のピンチに駆けつけなくては皇女の名が廃るであろう!!」
う､この騒がしい声は
『·····イヴ達､来てくれたの？』
ルカにアラスカ､イヴにシルク､そしてセシルと弱体化状態のカーラがいた
後ろにはドヤドヤと護衛の兵を連れているが
「すまない いつも通り5人と1匹で来ようと思ったんだが」
「流石にダメだ､って護衛を何人か付けられた」
そりゃそうだ
ファルムスと戦争中の魔物の国に護衛もなしに来る領主様がどこにいるってんだ
「ケッ なんで俺が魔物なんかの為にこんな獣道で馬に乗らされねぇといけなかったんだよ」
「またまた､そんな事言って真っ先に準備をしていたのはどこのどいつよ」
「うるせぇ!!」
3日間ずっと寝る間も惜しんで馬を走らせて来てくれたのか
「それよりも､戦争が始まるんでしょ？」
セシルが問うてきた
「我等も参加するのだ!!」
私は息巻くイヴを見てリムルに視線を向けた
リムルは首を横に振る
「これは魔国連邦の問題だから､お前達人間を巻き込む訳にはいかない」
『らしいよって·····イヴ?!どうしたの､その腕?!』
イヴの腕は
なかった
正確には包帯でグルグル巻きになって二の腕から先がちぎれているようだ
イヴはそんな状態でも笑っていた
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千尾(プロフ) - 最初から読みたいんですけどどこに行けばいいでしょうか？ (2021年3月18日 3時) (
レス) id: 0b1187e4b4 (このIDを非表示/違反報告)
セイ - ありがとうございます！ものすごく励みになるコメントめちゃくちゃ嬉しいです！ (2020年2月8日 1時) (レス) id: bc72cc58ab (このIDを非表示/違反報告)
藍羽 - 頑張ってください！楽しく読ませてもらってます、応援してます。 (2020年2月5日 0時) (レス) id: 779fc880ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セイ | 作成日時：2020年1月26日 2時
