転スラ!!〜異国転生物語〜

シオンのメシマズ ページ36

「召喚·····だろうか」

リムルがつぶやいた

『召喚?』

「あぁ·····だが蒼はこちらの世界に来る前に死んでいると思う」

·····自ら命を絶ったのか·····

「偶然か·····故意か·····」

リムルは意味深な言葉を言った

『それってどういう·····』

ばぁぁぁあん!!!

ビクッ

「マヤ!!遅い!!」

『蒼·····?!』

なんかいつぞやのミリムを思い出すんだけど·····

「お腹空いちゃったよ〜!!早く食べよ!!ミリムも待ってるし!!」

『分かったから·····』

·····ん?

『·····いつの間にミリムと仲良くなってんの?』

「マヤを待ってる間に!!」

·····

まぁいいや

私はリムルの方を見た

『じゃあ､そういう事だからご飯食べてくる』

「おう､A·····」

『わぁぁぁぁぁあああ !!!』

「·····じゃなかった マヤ」

そう言って立ち去ろうとしたその時

「お待ち下さい!!」

ん?

シオン·····

「私がお食事を作って参りました!!
どうぞ食べてください!!」

「!!!」

「あー·····じゃあ俺は風呂に入ってきます」

「わ､私は仕事があるので」

「街の周囲の偵察に」

その他まぁゾロゾロと

なんか嫌な予感がする

「リムル様はお召し上がりになられますよね!!」

シオンがキラキラとした眼でリムルを見つめる

「お､俺は腹減ってないから」

グゥゥゥウウウ·····

あ

シオンはニッコリと笑った

「遠慮なさらずに!!直ぐにお持ちしますね!!」

「い､いや俺は·····」

リムルがスライムの姿に戻る

「あ､あぁー!!魔素切れだー!スライムの姿に戻っちゃったー!!」

めちゃくちゃ棒読み·····

「じゃあそういう事だから·····」

リムルは足早に去って行った

チラッ

シオンがキラキラした眼でこちらを見てくる

あ､死亡フラグ立ったわ

味→←死体

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