転スラ!!〜異国転生物語〜

新しい家 ページ18

『·····え?!あんた男なの?!』

「だからそうだって言ってるだろ」

Aは布団の上に倒れ込みハァァ·····とため息をついた

『·····なんか裏切られたような気分』

だってそうでしょ

見た目はめっちゃ可愛い銀髪の女の子

中身は男

そういえば一人称「俺」だったなぁ·····

『·····てゆーか出てけ!!可愛いからって男が思春期乙女の部屋に入んな!!』

「·····」

リムルは呆れたようにそのまま襖を開けて出ていった

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次の日

私はリムルに連れられて今までいた部屋を出た

なぜなら私がこの街に滞在することが正式に決定したからです!!

だから新しい家を貰えるらしい

私一人に家１個って·····

まぁ思うところはある訳ですが

私は仮設テントに着いた

『ここが新しい家かぁ!』

中に入るとベッドや家具があった

「生活のために必要なものは大体揃ってるから､ここにある物は好きに使ってくれ それと·····」

リムルは私に剣を渡した

「お前のことだろうから今日辺り森に行くと思ってたよ 魔物が結構いるからこれ持っていけ」

そう言ってリムルは出ていった

なんか街の仕事があるらしい

それよりも·····

私はクローゼットを開けた

中はカラッポだ

『ちぇっ新しい服が手に入ると思ったのになぁ』

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