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『あれ、私…。』
目が覚めて、視界いっぱいに広がる
真っ白な天井。
なにがどうしてこうなったのか、
まったく理解が追いついていない。
とにかく、頭の中を整理しよう。
金髪褐色童顔イケメンを尾行した
→見事に捕まり、
→銀髪ロン毛さんに会わされて
→組織に入るか殺されるかの選択を迫られて
→断ったら撃たれそうになり
→翔平達が助けてくれて
→誰かに撃たれた………と。
なんと内容の濃い夜なんでしょう！
しかも私生きてるのね？
結構ヤバイとこあたった記憶あるけど
どうなってるんだろ、その怪我。
『起きれば分かるよね。』
固まった体をぐぐぐ…と伸ばしながら
ゆっくりと上半身を起こしていく。
幸い、まだ痛みは感じない。
『よし…この感じだと歩けそう…。』
晴「あああ！？ちょっとA！
なに勝手に起き上がろうとしてるの！？
まだ安静にしてなきゃ駄目よ！」
『わっ……！？』
いきなりベッドに押し返される。
その衝撃で私の背中は悲鳴をあげた。
『いっ……！？たぁ…！！』
晴「だから言ったでょう！？
起き上がっちゃ駄目だって！」
『いや今のは確実に晴美が悪いよ！？』
私に地獄の苦痛を与えた犯人…
晴美は今日も今日とて女神である。
こんな美人滅多にいないよ？
けどそんな晴美を利用するだけに
近づいてきた悪い男がいるらしい。
会ったら絶対ただじゃおかないと
かなり前から心に決めている。
…けど、情報によるとそいつは
既に死んでいるらしい。
天罰がくだったな。ざまあみろ！
晴「さっきから百面相してるけど
頭は打ってないわよね？」
『地味に酷いこと言うよね。
大丈夫。ただ今日も晴美が可愛いなぁ
って悶えてただけだから。』
晴「やっぱり頭打ったのかしら…？」
『そこ素直に喜ぼうよ！』
晴「冗談よ。目が覚めたこと、
みんなに言ってくるね。」
『はーい。』
晴「あぁ、あと…。」
ドアを開けながら晴美が振り向く。
意地悪そうな笑顔が
これから言うことが私にとって
嫌なことであると物語っていた。
晴「お兄さんに、連絡しておいたわ。
目が覚めたんだから、
お説教、ちゃんと受けてきなさい。」
『い、嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ！』
家中に私の叫び声がこだました。
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晴美→宮野明美
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しの(零時） - 憂国のモリアーティとコナンのコラボとは斬新！続きを首を長くして待ってます！ (2020年11月18日 0時) (
レス) id: 0718db87f2 (このIDを非表示/違反報告)
push-coffee - うさきん♪さん» ありがとうございます！すっごい嬉しいです！更新できるように頑張ります！ (2020年4月7日 22時) (レス) id: 4ffc2e8147 (このIDを非表示/違反報告)
うさきん♪ - まだ、途中しか見てませんが…最っ高です！私得すぎてやばいです(笑)更新がんばってください！ (2020年4月7日 19時) (レス) id: b69ba598bd (このIDを非表示/違反報告)
push-coffee - 白浪燈夜さん» ありがとうございます！最近少し更新ペースが落ちてきてしまっていたのでとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月30日 21時) (レス) id: 61c763aa02 (このIDを非表示/違反報告)
白浪燈夜 - ゆ、憂国のモリアーティ！？ずっと夢小説でコラボ無いかと探してたんですよ！読めて嬉しいです、続き更新頑張ってください！！ (2020年3月29日 20時) (レス) id: b3ddaf4719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：push-coffee | 作成日時：2019年12月30日 0時
