あの舞台を、もう一度。

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『光！』


景「…………は？」




夜の闇と同化するように立っていた景光。真夜中だし、本名を言っても大丈夫だと思うのだが、一応偽名で呼ぶ。
景光は私の予想通りの反応をし、
目をパチクリとさせた。



景「お前…Aか！？」

『他に誰がいるって言うのさ。』


陣「はぁ！？嘘だろ！？」



流石は元公安の潜入捜査官。
私の低レベルの変装じゃ騙せない。



景「な、なんで急に男装なんか…」


『なんで…って言われてもなぁ。
まぁ女としてのAが邪魔だっただ
けだよ。』


陣「はぁ……まぁこうすれば多少
虫は減るしな…。」


景「そういう考えもできるのか。
俺は反対だけど…Aがこれがいいって言うならそれに従うよ。」


『ありがとう、二人とも。
あ、ちなみにこれから外では蓮って呼んでね？それとキャラも変えるつもりだから宜しく。』


陣/景「あぁ。」



キャラ変えるって言ったところで
二人同時にあらかさまに嫌そうな顔をしたんだけど何か地雷踏んだ？
まぁこれは(自分の中では)決定事項だ。
今後何を言われようとやめるつもりは更々ない。



陣「で。俺は何しにここに連れてこられたんだよ。」


『……翔平…いや、陣平。
君は平和の為に犯罪を犯せるか？』


陣「犯罪…？」



陣平が怪訝そうな顔をする。
景光はそんな陣平を見つめたまま、微動だにしない。



陣「それが平和に繋がるっつーなら、
俺はやるけどよ。…まさか本気で聞いたんじゃないんだろうな？」


『そのまさかだよ。
さぁ翔平、光、変装をするんだ。

まずは事情聴衆といこう。』


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Aのキャラが激変しましたね。
こっちが素ですね…多分。

あ、Aの服装に関してなのですが
普段は黒系の服を来ています。
男装時は、他のアニメなのですが、
一応作者の中では
文ストの中原中也のイメージです。

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