過去の代償.7 ページ41
あなたside.
荷物をまとめていると、通路から声がかかった。
?「あれ。A?」
どこかで聞いたような声。でも顔を上げれば、見知らぬ顔がそこにはあった。
「…?どちら様ですか?」
?「なんだ。元気そうじゃん」
親しげに話しかけてくるが、どこであったか記憶にない。
「いえ、あの、誰かと『うちの社員に何か。』
返答に困っていると、ちょうど戻って来た人事さんが割って入ってくれた。
?「…あれ。なに?お前ら一緒の職場?」
人事「あなたには関係ありません。」
?「へぇ、そんなこと言うんだ」
人事「…ッ、『どうされました?』
嫌な目つきに、私までゾッとした。
人事さんが言葉に詰まると、次は深澤さんが割って入ってくれた。
?「…いえ、」
また何か言われるかと身構えたが、特に何も言わず去っていった。
深澤「2人とも大丈夫?あいつ知り合い?」
「わたしは、大丈夫です。多分違うかと、お会いした記憶なくて、、」
深澤「ふぅん。そっか、、って、人事ちゃん顔真っ青じゃん!え。どうした??なんか変なこと言われた?」
人事「…また、始まるかもしれない。」
_____
?「へぇ、ここの社員なんだ。」
みーつけた
.
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作者名:紫 | 作成日時:2023年12月30日 11時