episode1 【墜落】 ページ2
それは、いつものことだった。
「ふんふんふーん♪」
いつものように鼻歌を歌いながら、持ち前の船で宇宙を旅していた
その時だった。
いきなりビーッ、ビーッとなり響く警報。
『お知らせします。お知らせします。ただいま、ガス欠です。ガスを補充してください。』
「嘘ォ!?」
アナウンスに驚きながらも、焦りを覚える。
.....えっ、嘘でしょ!?
そう言えば昨日、ガスを変え忘れてたッ!!
だんだんスピードをあげて落ちる私の船。
「あわわわわわわッ」
それと同時に焦って考えもまとまらないし、汗も止まらない。
船を切ることも、何も出来ないので仕方なく、脱出の準備を始める。
そして墜落するであろう、地球が見えてきた。
心臓の鼓動が早くなっていく。
「よっ、よし!!いける!」
もう町が見えてきたので、そろそろ脱出をしなければならない。
「3、2、1ー!」
その掛け声と共に、私は船から飛び降り、持ち前の船は建物に突撃した。
「.....ご愁傷様です....」
見事に脱出をしたので、私は無事だったが、船と建物の一部がボロボロだ。
.....死傷者が出ませんよーにッ!!
私はそう願い、謝りに行こうとした。
.....が、門を見たところで私は固まってしまった。
「ひゃー....ヤバくね?」
そこにはハッキリと、【真選組】と書いてあったからだ。
まもなく
「こぉうらァー!!誰だァー!!」
と言う怒鳴り声と共に、真選組が私に向かってきた。
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