私たちにとって、日常ですが？

3話　一緒にサボろう！【ピンクside】 ページ5

水谷さん、どっか行っちゃった〜.....


よし！あとを追いかけよー！！



「ごちそうさまでした！！」


急いでコンビニ弁当を平らげ私は水谷さんを追った。




水谷さん、人が嫌いだから、人がいないところに居そうだよね！


......図書館とか？授業中なら、居なさそうだし！！


や、図書館は司書さんがいるから、ダメだ！


じゃあ、¨あそこ”かな？


あそこなら、誰も来ないし、日差しも暖かい！


しかも、邪魔されない！！



私は急いであそこに行く



「いっ、いたぁ〜！」


やっぱり、中庭にいた。


神「げ......アンタ.....また」


すっごい、嫌そうな顔をしたね！


もう、笑うしかないな！


「んふふ〜！水谷さんは、ここ好き〜？」



神「........ﾌﾟｲｯ」



「無視しない〜！！でも、好きなんだね！嬉しいな！」



神「......で.....？」


興味持ってくれたのかな！？



「ここはね、別名カラフルガーデンズって言ってね。私とおばあちゃんでここの花を育ててるの〜！」


だから、ここを好きになってくれたら、すっごい嬉しいんだ！


私も、おばあちゃんも頑張ったかいがあったねって。



神「おばぁ......ちゃん？」



「あれっ、言ってなかったっけ〜？私のおばあちゃん、ここの理事長だったんだよ！今は定年退職して、にぃが理事長だけどね〜！」


あら、すっごい驚いてる？


ってか、もうチャイム鳴ってるよね！



神「戻ら.....ないの？」



「水谷さん、戻らないでしょ？だったら私も、戻らない。一緒にサボろっ！」



神「は....？」


混乱してるね！あははっ！おもしろい！！


水谷さん、私のこと嫌いだろうな〜！


だって、よろしくしたくないって言ってるのに、私が構ってるもんね！


でも、私も人が嫌いな気持ち、わからなくはないから。


私が水谷さんに構う理由は、もう独りにさせたくないから、なんだけどね。


このことは、まだ内緒にしとこ〜♪

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