【ハイキュー】お嬢様誘拐事件【北川第一】

誘拐19 ページ21

「影山さん！
声が大きいですよ！！
ここ病院なんですから！」



急いで病院を出て言う



「お前が変なこと言うからだろ、ボゲェ！！」

「だって影山さん歩くの速いから話せば遅くなるかなって思って……！」

「あんなに速く歩いたのは理由があるに決まってんだろ！？」

「え？」

「後ろにいるやつらがずっと後をつけてきて……
あ……」

「影山さん……
声が大きいですって……」





そんなこと言ってる間にスーツを着た男たち4人が後ろに来ていた




「なんだ、ばれてたのかよ！！」

「それならしょうがない
そいつを奪うだけですよ」

「そうだな」

「……ということだ
そいつを渡してもらおうか？」

「……ッ」





なんなの、昨日から！？


なんでこの人達も誘拐しようとしてるの！？




「悪いが、こいつは渡さない」

「……そうか
ならこっちも手出させてもらうからな？」





そう言った黒髪のひとは影山さんを狙って攻撃した



「いって……」

「影山さん！」

「俺はいいから！
……！
A、後ろ！！」

「え？」




振り返ろうとしたときには、既に遅く口元を押さえつけられる




「ちょっと注意が足りないんじゃない？
＿＿『王様』？」

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