覚醒 ページ10
バタバタと今日も忙しなく動く
洗濯をしたりご飯作ったり
それでも思い出してしまうのだ
氷麗は昨日リクオに言われたことが頭から離れない
リクオに選んでほしいと思ってはいたが、それでも心のどこかでは三代目を継いでほしいとおもっていたのだろう
『若…』
毛「氷麗ーー！！」
毛娼妓が慌てたように氷麗 を呼ぶ
『どうしたの？』
呼ばれて広間にいってみるとテレビでいつもリクオが乗っているバスがトンネルで事故をおこしていた
『若！？ハゥワ…大丈夫でしょうか…？』
ぬ「ん？あれは…リクオと烏天狗じゃねぇか」
ぬらりひょんがみたほうを向くとリクオが烏天狗と一緒にかえってきているのがみえた
『若！！あぁ、良かった…』
リ「なにがあったの？」
『それが…若が乗るはずだったバスが事故にあわれて』
リ「バスが！？あのバスには皆が乗ってるのに…助けにいかなきゃ！」
木「お待ちくだされ！人間を助けにいくなど言語道断！！それに若は人間、妖怪を率いていいはずもない」
木魚達磨の声に煽られるようにざわついてくる
「そーだよ、俺たち妖怪なのに人間助けるなんて」
「そーだそーだ！」
青「てめぇらっ！」
『ちょっと青…』
リ「や、やめねぇか！」
リクオの周りを桜が舞う
リ「……なぁ、木魚達磨………俺が人間だから駄目だというのなら、妖怪ならおめぇらを率いてもいいんだな？だったら…人間なんてやめてやる！！」
リクオの短かった茶髪は長く銀色に染まり、茶色の瞳は紅く光った
『わ…か』
リ「いくぞおめぇら！…雪女」
『はい』
リ「お前は俺の隣にいろ」
『えぇ』
リ「今夜は何だか血が熱い…」
『総代将の血です』
リ「じじぃの？」
『はい、若は私たちを率いても良いのです……総代将の血を４分の１も継いでいるのですから』
リクオは百鬼夜行を率いてバスの事故現場へと向かった
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毛娼妓の娼は漢字がなかったので代用です
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望月 - この小説のリクつら大好きです、続いて欲しいです。 (2022年8月20日 23時) (
レス) id: 9db5b6b25c (このIDを非表示/違反報告)
アヒル - 終わりになってますが、更新出来るならお願いします！ (2019年12月15日 12時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
お餅猫 - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月17日 6時) (レス) id: 26b36344d5 (このIDを非表示/違反報告)
☆Nami☆ - とっても面白いです！続きが凄く気になります！ (2018年3月4日 0時) (レス) id: 88dbc6df38 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - バイトも頑張りつつ少しでも息抜き程度で更新頑張ってください♪応援してます！ (2017年11月6日 6時) (レス) id: b8cc97a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†アリスの檻† | 作成日時：2015年12月3日 5時
