山吹 ページ7
リクオが産まれて数年たったある日のこと
鯉伴とリクオと氷麗は外に遊びにでかけた
リ「雪女〜父さん！早くー！！」
『若！あまりはしゃぐと転びますよ！』
リ「大丈夫だってー！」
『まったく…若は元気ですね』
鯉「そーだな」
二人はリクオが楽しそうにはしゃいでいるのを少し離れた場所からみていた
そして、
リ「父さん、姉さんと遊んでいい？」
そういってリクオが連れてきたのは山吹乙女に瓜二つの少女だった
鯉「！？………そうか、いいぞ」
鯉伴は少し驚いた顔をしたが、すぐに微笑んで二人を見送った
『あのこがどうかされましたか？』
鯉「…あぁ、かつて俺の愛した女だ」
『そう…ですか』
鯉伴は悲しげに山吹の花をみていた
「お父様！」
少女は鯉伴に近づく
『(お父様……？？)』
鯉「″七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき″」
ﾄﾞｽｯ
ボタボタッ
鯉伴のお腹から刀がつきだしていた
「あ…あぁ、鯉伴…さま……？い、いやあぁぁぁぁ！！！！」
『鯉伴様！？』
氷麗は鯉伴を刺した少女を気にもとめず鯉伴の傷口を凍らせて止血した
『大丈夫ですか！？鯉伴様！！』
鯉「あぁ、ありがとう氷麗」
「あっあぁ」
「ふぉっふぉっ愛した男の偽りの娘となり刺したのだ、どうじゃ、愛した男を自分の手で刺した気持ちは」
「り…はん…さま………ごめんなさい」
少女の体を羽衣狐に乗っ取られてしまった
「ふふっどうじゃ、愛したものに刺される気分は」
鯉「はっ乙女のせいじゃねぇよ」
「憎きぬらりひょんの血、必ずや絶えてもらうぞ」
そう言い残すと羽衣狐ともう一人の影は去っていった
リ「…父さんを、刺したのは………誰？」
リクオはﾊﾟﾀﾝと倒れた
『若！！』
この日から奴良組は大きく変化していくことになるーーーーーーーー
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鯉伴生存です、はい
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望月 - この小説のリクつら大好きです、続いて欲しいです。 (2022年8月20日 23時) (
レス) id: 9db5b6b25c (このIDを非表示/違反報告)
アヒル - 終わりになってますが、更新出来るならお願いします！ (2019年12月15日 12時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
お餅猫 - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月17日 6時) (レス) id: 26b36344d5 (このIDを非表示/違反報告)
☆Nami☆ - とっても面白いです！続きが凄く気になります！ (2018年3月4日 0時) (レス) id: 88dbc6df38 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - バイトも頑張りつつ少しでも息抜き程度で更新頑張ってください♪応援してます！ (2017年11月6日 6時) (レス) id: b8cc97a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†アリスの檻† | 作成日時：2015年12月3日 5時
