約100年後 ページ6
氷麗がぬら組に来てから約100年たったある日
奴良組の屋敷に産声が響いた
ドタドタドタドタ
「「「産まれたかぁぁぁぁ！！！！」」」
沢山の妖怪が産声のあがった部屋に入ってきた
鯉「大丈夫か若菜！」
慌てている鯉伴に若菜は優しく微笑む
若「ふふっ大丈夫よ、あなた」
若菜はたった今産まれたばかりの赤子を幸せそうに抱いていた
そして突然赤子が泣き出した
リ「ふぎゃあふぎゃあ」
若「あらあら、どうしたのかしら？」
若菜がいくら揺すったり優しく撫でても赤子は泣き止まなかった
そんな赤子に氷麗が近づいて手を握った
『大丈夫ですよ、若……未来永劫お守りします』
すると赤子はさっきまで泣いていたのが嘘のように笑って氷麗の手を握り返した
リ「キャッキャッあぶぅ」
「おお、泣き止んだぞ」
「うむ、雪女のことが気に入ったのか？」
周りの妖怪たちは感心したように口々に言う
若「まぁ、リクオは氷麗ちゃんのことが気に入ったの？じゃあ私がお世話できないときは氷麗ちゃんに頼もうかしら」
鯉「あぁ、そりゃいいな！氷麗なら俺も安心して任せられる」
『そんなこと…ありがとうございます。若は必ずや私が守ってみせます！！』
そういった氷麗の瞳には確かな覚悟が宿っていた
ぬ「立派な三代目になりそうじゃの」
『えぇ、強くなってください……』
ーーーーーーーーリクオ様
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望月 - この小説のリクつら大好きです、続いて欲しいです。 (2022年8月20日 23時) (
レス) id: 9db5b6b25c (このIDを非表示/違反報告)
アヒル - 終わりになってますが、更新出来るならお願いします！ (2019年12月15日 12時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
お餅猫 - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月17日 6時) (レス) id: 26b36344d5 (このIDを非表示/違反報告)
☆Nami☆ - とっても面白いです！続きが凄く気になります！ (2018年3月4日 0時) (レス) id: 88dbc6df38 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - バイトも頑張りつつ少しでも息抜き程度で更新頑張ってください♪応援してます！ (2017年11月6日 6時) (レス) id: b8cc97a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†アリスの檻† | 作成日時：2015年12月3日 5時
