畏れを断ち切る ページ4
あれから色々なところに挨拶をしにいったが、少数が難癖つけてきた
ガ「貴様のような軟弱な雪をこの組に入れるとはな。どうせ雪麗さんのお陰で入れただけの小娘だろう」
一番に反対したのはガゴゼだった
ガゴゼの言葉に周りにいたものたちも煽られて一気に氷麗に罵声を浴びせた
鯉「なんだ、喧嘩か」
鯉伴は影からその様子をみていた
首「止めなくていいんですか？」
鯉「あぁ、このままやらせろ。姐さんが送ってきたんだ、ただ者な訳がねぇ」
そして情況は鯉伴の言うとうりになった
『そこまで言うなら全員かかってきなさい』
そういった氷麗の前には100体もの妖怪がいた
大小の差はあるが、普通の妖怪なら負けるだろう
だが、氷麗は普通ではなかった
目の前の妖怪たちが畏れを発動させる
『《雪よ全てを断ち切る刃となれ！》【氷の舞・一刀雪断】！！』
氷麗は薙刀をふるい、すべての畏れを断ち切った
「なに！？」
「あの娘、畏れの断ち切り方を知っていたのか！？」
ガ「クソッ」
焦った妖怪たちは氷麗に群がるようにして襲いかかった
氷麗は冷めた目を向けながら妖怪たちを見据えた
『《我が身にまといし眷族(けんぞく)氷結せよ！ 客人(まれびと)を冷たくもてなせ 闇に白く輝け 凍てつく風に畏れおののけ！！》【呪いの吹雪・風声鶴麗】！！！！』
その一撃で、妖怪たちは全滅した
鯉「へぇ〜ありゃあ雪麗さんの技だな。その年であれだけの技ができりゃ十分だな」
『あなたは？』
鯉「奴良鯉伴、奴良組二代目総代将だ」
『失礼しました、二代目』
鯉「いや、鯉伴でいいぜ」
『では、鯉伴様とお呼びしますね』
鯉「おう、まぁ色々たいへんだろうけどよろしくな！」
『はい！』
数日後
「氷麗姐さん！あそぼー！」
「姐さんこっちはどうするのー？」
「姐さんあれは？」
向かってきた妖怪を全滅させた日から、姐さんと慕われるようになった氷麗であった
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望月 - この小説のリクつら大好きです、続いて欲しいです。 (2022年8月20日 23時) (
レス) id: 9db5b6b25c (このIDを非表示/違反報告)
アヒル - 終わりになってますが、更新出来るならお願いします！ (2019年12月15日 12時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
お餅猫 - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月17日 6時) (レス) id: 26b36344d5 (このIDを非表示/違反報告)
☆Nami☆ - とっても面白いです！続きが凄く気になります！ (2018年3月4日 0時) (レス) id: 88dbc6df38 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - バイトも頑張りつつ少しでも息抜き程度で更新頑張ってください♪応援してます！ (2017年11月6日 6時) (レス) id: b8cc97a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†アリスの檻† | 作成日時：2015年12月3日 5時
