陰陽師 ページ18
そしてゆらたちは仏間で立ち止まった
ゆ「ここ、今までで一番怪しい臭いがする」
リ「へっ！？」
ガラッ
そこにはとても立派な仏像が飾られていた
その仏像の中には沢山の妖怪が隠れていた
ゆ「おかしい…確かに妖気を感じるのに…」
ゆらは仏像に触ろうとする
リ「あ、ゆ、ゆらちゃん？その仏像だけはさわっちゃダメっておじぃちゃんが」
ぬ「ようリクオ…ん？」
ぬらりひょうは少しの間ゆらを見つめたが、その後はきにする様子もなく普通に皆と挨拶すると仏間からでていった
ゆ「怪しい…高位の妖怪は自らの妖気を隠すことができるって言われてるし…」
リ「さ、さぁもう妖怪探しはこれくらいにして部屋にもどろう！」
ゆ「んーまだ何か見られてるような…」
すると仏像の後ろから鼠が出てきた
「ｼｰｯ」
鼠は威嚇するように毛を逆立て庭にでる
それをゆらとリクオが追いかけた
ゆ「まちぃ！妖怪の類いやな」
リ「えっ？」
ゆらの言葉に答えるように鼠は妖怪化した
「ｼｭｰｯｸﾞﾙﾙ」
そこに青田坊と氷麗が駆けつけたが、鼠はゆらの投げた札によって倒された
ゆ「陰陽師…花開院家の名において、妖よ…この世から滅します」
鼠は弱りながらもゆらに飛びかかった
ゆ「滅！！」
ﾄﾞｶﾝｯ
ゆらの声と共に鼠は爆発した
リ「おおっ陰陽師ってまさか！？」
清「お、陰陽師！？そういったのかい！！？やっぱりいたんだ！！陰陽師も妖怪も！！！！」
清継たちはすごく興奮した様子で鼻息を荒くした
ゆ「京都で妖怪退治を生業とする花開院家の末裔」
清「そういえば花開院ってテレビできいたことあるような」
ゆ「それはきっと、祖父の花開院秀元です」
清「そんな有名人がなぜ転校してきたんだい？」
ゆ「浮世絵町は噂では妖怪の主が住む町とすら言われているんです。より多くの妖怪を封じ、陰陽師のトップ…花開院家の当主を継ぐんです！」
それを見ていた青田坊と氷麗は
『花開院家…』
青「知ってるのか？」
『えぇ、昔ぬらりひょん様がご飯を食べによく行っていたそうよ。これはお母様にきいたことだけど』
青「さすがぬらりひょん様…やることがちげぇな」
そんな話をしている間にもまだ鼠の影はきえてはいなかった
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望月 - この小説のリクつら大好きです、続いて欲しいです。 (2022年8月20日 23時) (
レス) id: 9db5b6b25c (このIDを非表示/違反報告)
アヒル - 終わりになってますが、更新出来るならお願いします！ (2019年12月15日 12時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
お餅猫 - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2019年7月17日 6時) (レス) id: 26b36344d5 (このIDを非表示/違反報告)
☆Nami☆ - とっても面白いです！続きが凄く気になります！ (2018年3月4日 0時) (レス) id: 88dbc6df38 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - バイトも頑張りつつ少しでも息抜き程度で更新頑張ってください♪応援してます！ (2017年11月6日 6時) (レス) id: b8cc97a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†アリスの檻† | 作成日時：2015年12月3日 5時
