警察庁副長官は夜兎でした (ページ6)

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4訓　小さい子でも油断はするなページ6

｢ねえ、聞いた？最近ここらへんに殺人鬼がいるらしいですよ｣

｢嫌ねぇ、うちの子もあまり外に出させないようにしましょう｣

これは、武州という場所での話

｢ガキの癖になめんじゃねぇ！｣

｢こ、こいつ・・人間か・・・？｣

｢私、弱い人に興味は無いの｣

パァン

｢もっと・・・もっと強い人がいたらいいのに｣

沢山の死体の上、返り血まみれの少女は言った

　

近藤said

今巷では殺人鬼がいるという噂がある

だが、そいつに見つかって生きて帰れた人はいないという

この噂が本当なら、早く道場に戻るか

そう思ったとき

｢もっと・・・もっと強い人がいたらいいのに｣

その声がした方を見ると・・・

まだ幼く、総悟と同じくらいの歳の子が沢山の死体の上で座っていた

何故かチャイナ服で日差しが強いこんな日に傘をさしていた

まさか、この子が今噂の殺人鬼か？

でも・・・こんな幼い子が？

そう思っていたとき

｢そこで何してるの？｣
　
女の子はさしていた傘をとじ、当たるか当たらないかのところに一発撃った

やばい！殺される！！

近藤｢き、君お母さんは？何で一人なの？こんなに人を殺して何が楽しいの？｣

そのとき、動きが止まった

｢お母さんは・・いないの・・・｣

女の子は下をむいて泣いていた

とてもつらい過去があったのだろう

そのとき、俺は頭をポンポンと優しく叩いた

すると安心したのか、笑顔になってくれた

近藤｢君、名前は？どこからきたの？何歳？｣

｢Aっていうの。７歳。なんか、天人っていうやつだよ｣

この子は天人なのか

じゃあ、帰る場所がないということか

近藤｢それなら、道場においで。Aちゃんも一緒に過ごそう！｣

A｢道場？・・・行く！｣

近藤｢じゃあ、もう誰も殺さないって約束できる？｣

A｢うん！もうしない！｣

そういって、俺はAちゃんと道場へ向かった

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思ったより過去長いな・・・
次で過去は終わりなので、もう少し待ってくださいm(__)m

最新サボっててすいませんでした！！