186話 ページ9
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ビ「…じゃ私達行くわ…おじさん」
トト「ああ…
ルフィ君 これを持って行きなさい…」
そう言って、トトがルフィに渡したのは小さいタルだった。
ル「うわっ水じゃん!!」
ウ「水ーーー!!?」
ル「でたのか!?」
トト「昨夜 君が掘りながら眠ってしまった直後にね 湿った地層までたどり着いたんだ
なんとかそいつを蒸留して水をしぼりだした」
ルフィはもちろん、Aもまた何だかよく分からないという顔をする。
ル「おおーっ!!なんか難しいけど ありがとう
大切に飲むよ!!」
ルフィはとても感動した様子でタルをじっと見つめる。
トト「正真正銘ユバの水だ…すまんね。それだけしかなくて…
あと…昨日話したことは直接言った方がいいと思うよ
大丈夫だよ…きっとどちらも」
トトはルフィを見て笑ったあと、Aに目を移す。
…私か？
Aはさっきから何が何やら、という風だった。
そうして、一味は元来た道を戻ろうとするのだったーーー。
ーー前日の夜
外にはトトとルフィの二人だけがいた。
トトは会話の最初に「君の兄弟には申し訳ないことをしたな」と謝罪の言葉を述べた。
それに対してルフィは「気にすんな」と言い、そのまま言葉を続ける。
ル「多分おっさんは関係ねェんだ
Aは昔から何でもかんでも抱え込むから全然わかんねェけど…でも多分あいつ自身も分かってねェと思う」
ルフィは地面の砂を見つめながら、ぽつりぽつりと話す。その様子はいつもの様な大雑把な感じではなかった。
トト「君は頼ってほしいのか」
ル「姉弟だしな！
それにAはおれのことばっかり心配してくるんだ
いつもならこんなん普通に本人に言えんのに Aに対しては 何か踏み込んじゃいけねェって思っちまうし 向こうも一線引いてる感じがあるんだ
ムシャクシャする!!!」
それを聞いたトトはははっと笑う。
トト「君達は本当に仲がいいんだな」
ルフィはそれに対して首を傾げるだけだった。
そしてその後、ルフィはしばらくトトと会話をした後、砂を掘り始め、掘り進めた先で寝てしまうのだった。
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ー作者の雑談ー
お気づきの方もいると思いますが、現在一話から修正中です。只の修正大好きマンですね☆
主人公ちゃんに関してはアラバスタ編で全て明らかになる訳ではありません。
もう完全に続き書く気しかないですね！
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キイラ(プロフ) - 八雲さん» 返信遅くなり、申し訳ありません！私もお気に入りの主人公ちゃんなので、またどうか見守ってあげてくださいませ…！更新頑張らせていただきます！！！ (2018年5月29日 13時) (
レス) id: 5d9384d76e (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - part１からみてきました！黒髪ショート、男口調、殴る蹴るで戦う・・・めっちゃ私好みの小説なんで更新頑張ってくださいね！ (2018年1月23日 18時) (レス) id: 156f742ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラ | 作成日時：2017年5月27日 10時
