185話 ページ8
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その言葉にビビは「そんな…!!!」と口元を手で抑える。
ル「トトおじさん？」
おっさんはビビの両肩を掴み、涙を零しながら言う。
トト「私はね…ビビちゃん!!国王様を…信じてるよ…!!!あの人は決して国を裏切るような人じゃない…!!!
そうだろう!!?
…反乱なんてバカげてる…!!!…あの
頼む!!!止めてくれ!!!!もう君しかいないんだ!!!
…たかだか３年…雨が降らないから何だ…!!!
私は国王様を信じてる…!!!まだまだ国民の大半はそうさ…!!
何度もねェ…何度も…何度も止めたんだ!!!
だが何を言っても無駄だ…反乱は止まらない
次の攻撃で決着をつけるハラさ
もう追いつめられてるんだ…!!死ぬ気なんだ!!!
頼むビビちゃん…あのバカどもを止めてくれ!!!」
いつの間にか、その場に座り込んで涙を流しながらそう言うおっさんに、ビビはハンカチを差し出しながら「心配しないで」と言う。
ビ「反乱は きっと止めるから！」
ビビはそう、笑顔で言った。傍から見れば完全に無理しているような、必死に弱音を吐くことを堪えているような…。そんな笑顔だった。
いいのか、これで…。
つか、おっさんの話を聞いてから頭が痛ェ。
その時だった。私は脳内で誰かが喋りかけてくるような、そんな感覚に陥った。
"もう死ぬしかないの…？"
"大人しくこちらに従うんだ"
"だ、誰がっ!!"
"この状況でまだ抗うのか？もう君は追いつめられているんだよ"
"私は_______！"
ル「A？」
A「誰…だよ……」
ル「おい！」
A「違う 私は…そんなんじゃ……」
ル「A!!!」
ハァハァと息を荒らげるAの両肩を揺らし、ルフィが声を荒らげると、Aはハッとする。
そして、そのままルフィがいる前方に倒れ込んだ。
あぁ、やっちまったな。
薄れゆく意識の中で、私はそう思った。
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ーー翌朝
私達は町のはずれに集まっていた。
トト「すまんねビビちゃん…とんだ醜態をみせた…
それから君も大丈夫か？疲れている中 長々と話してすまなかったね」
ビ「ううん そんなこと…」
A「もう大丈夫だ この通り元気だ
それにおっさんが謝ることねェ
こっちこそ悪かった」
自分でもいまいち原因はよく分からなかったが、チョッパーにもおそらく疲労的なものだろうと言われた。
私はエースのせいだと勝手に思ってる。
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キイラ(プロフ) - 八雲さん» 返信遅くなり、申し訳ありません！私もお気に入りの主人公ちゃんなので、またどうか見守ってあげてくださいませ…！更新頑張らせていただきます！！！ (2018年5月29日 13時) (
レス) id: 5d9384d76e (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - part１からみてきました！黒髪ショート、男口調、殴る蹴るで戦う・・・めっちゃ私好みの小説なんで更新頑張ってくださいね！ (2018年1月23日 18時) (レス) id: 156f742ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラ | 作成日時：2017年5月27日 10時
