心の距離、接近中。【Nozomu.K】

甘々…28 ページ28

いつもより


長い時間、一緒にいる所為なのか


なんだか今日は


この想いが溢れ出てくる気がする。







背が高くて


いっつもニコニコしててさ、。




可愛いすぎだっつうの……。









望との一連の会話で


もうとことん限界まで到着してしまった私。





適当にカフェに行ったり


違う所まわったりしても、


上の空で何も覚えてない。









夕日が沈む朱色の空。



なにやら、望まで喋らなくなった。


あれ、これはまずい……。


何か話さないと。




あれこれと話題を考えるも、


楽しかった、しか出てこない。






「あ、ぁ、楽しかった！…ありがと、ね、」


望「…ぇ、あ、ううん！俺も楽しかったよ」







何か考え事をしていたような


ボーッとした顔が不意にニコッと笑う。





ああ、もう、どうしよう。


鼓動がとてつもなく速くなってる。



聞こえてないよね？

なんて思ってしまうほど。








角を曲がったとき、


自分の家が見えてきて、


少しホッとする。





じゃあね、と言おうとしたとき。、

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