三十話 ページ32
『とりあえずもうすぐ12時ですしなにか作りますね』
しんぺい神さんの言葉に驚きつつも厨房へ向かう。
何故かロボロさんとゾムと鬱くん、
そしてトントンさんたちがコネシマさんとシャオロンくんの
首根っこを引っ張り着いてくる。
『あの..何故こんな大人数で...?』
tn「理由は厨房見たらすぐにわかると思います」
ut「やっぱりシッマとシャオちゃんには早かったなあ」
sha「そうか〜?上手くできてると思ったんやけどなあ」
kn「シャオロン、
やっぱあそこはマヨネーズ入れるべきやったんとちゃうか?」
zm「お前らちょっと黙れへんのか」
各々ため息をついたりえへへと頭を掻いていたりする。
マヨネーズは向こうの世界にもあることだけはわかるが..
私は意を決して厨房の扉を開けると
黒焦げの鍋や皿に盛られた
散切りの野菜が無惨にも転がっていた
ソースや砂糖などが散乱しており
あたりは地獄絵図と化している。
後ろを振り返ると申し訳なさそうな6人
『何があったんですか?』
頭を抱えつつも状況を聞くと
コネシマさんとシャオロンくんは私が昨日
倒れかけたとロボロさん達から聞き
自分たちで料理してみようと思ったそうだ
『なるほど...片付けるにも少し時間かかりそうですし
簡単なサンドイッチでも作りましょうか』
冷蔵庫から卵やきゅうり、ハムや生クリームを取り出す
『サンドイッチはほとんど火を使わないので一緒に
作り方を覚えましょう』
まずはきゅうりをスライサーにかけ
ハムを適当な大きさに切る
『トントンさん、
食パンにマヨネーズを平たく塗ってもらえますか?』
tn「あぁ、はい!...こうでええですか?」
『そうそう..、ありがとうございます』
全員分のパンにマヨを塗ってもらってる間に別工程だ、
溶き卵に生クリームを少量加え弱火で焼いたら粗熱を取り
パンの形に沿うように端を切っておく
『皆さんはこの具材を綺麗に食パンに並べててください』
「「「「「「はーい」」」」」」
kn「あ"っ!!!..ﾔﾍﾞ..wちょっとこぼれた..w」
ut「シッマ、こうした方がええんちゃう?」
sha「どうやA!!上手く出来とるやろ?」
rb「いや挟みすぎてパンパンやん!顎外れるで!?」
zm「いや..トントン..お前なら行けるんとちゃうか?」
tn「いやあの待って、待ってくださいゾムs((ﾓｶﾞｧｯ!!
昨日は男性という事を再認識して焦ったけど
なんか...幼稚園児の面倒見てる気分になってきたな
とはいえみんなのお陰で大量のサンドイッチ完成
『よし、出来ましたね
じゃあ食堂に運ぶの手伝ってくれる人ー?』
「「「「「「はーい!」」」」」」
うん、幼稚園児だ。
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樹乃(プロフ) - ｯﾌﾟｧ…イケメン…文章力が高いのは勿論の事、その上絵も上手いだなんて…天は二物を与えないんじゃないんですか！？羨ましい… (11月20日 6時) (
レス) @page13 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫 - ﾔﾊﾞｲ……何回かｼﾆかけた………そして、画力をくだせぇ (11月12日 13時) (レス) @page24 id: d327bd77f6 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - ut先生のイラスト多い......!!!!!!!!!!!そして全部尊いぃぃ......!!!!!!!!! (8月12日 21時) (レス) @page41 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
おー！ - 返信ありがとうございます！他の作品どんなのかなーと思って見に行ったらなんと！その作品も読ませてもらってました✨そっちの方も神です！亀更新でも大丈夫なので（何様？）頑張ってください！！ (7月17日 15時) (レス) @page38 id: 79b164e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
絡繰り(プロフ) - おー！さん» ありがとうございます😭💕ファンの方嬉しいです..!!コメントもものすごく励みになります✨他の作品は一応ありますが亀更新です(殺.してください) (7月15日 6時) (レス) id: b6c9d54abb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絡繰り | 作成日時：2022年2月10日 1時
