二十四話 ページ25
『＿あの、なにかつくりましょうか？』
「は?」
驚き目を大きく開く2人
しかしすぐに無表情に戻り
「そんなん怪しすぎるやろ、誰が食うねん」
まあ当たり前だよね
コネシマさん達が優しかっただけなのかな
『グルッペンさん達のお知り合いですよね?』
その名前を出した瞬間少しぴくりと反応する
やっぱり異世界出身か
『武器は構えたままで構いませんので少し着いてきてください』
ヘルメットくんが瓶底くんを見る
瓶底くんは首を振りこくりと頷く
「わかった、案内せえ」
武器をおろしてくれたので扉から出て
グルッペンさんの部屋の扉を叩く
「遅くにごめんなさい、起きてますか?」
少し間が空いた後
入っていいゾ、と声が帰ってくる
入れば机のランプだけが点いていて
ソファーに座るグルッペンさんとトントンさんが居た
どうやら何か話し合っていたようだ
後ろの2人を見たトントンさんは立ち上がり
tn「チーノやないか!!」
声を少し張り嬉しそうに笑うトントンさん
それに応じるように瓶底くんも声を上げる
なるほど瓶底くん=チーノさんね、把握した
ci「トントンさぁん!!」
仲がいいのかな?と思っていたのも束の間
ゴッ!!!
殴り合い始めた。
え?嘘でしょ、普通感動の再会とかじゃないの??
tn「お前らAさんに何もしとらんやろな!!??」
ci「してませんよ!!!トントンさんこそ今までどこいってはったんですか!!」
ぎゃいぎゃいと内ゲバを始めた2人に呆れたのか
ヘルメットくんがグルッペンさんに話しかける
「グルッペンさん、ここ何処なんです?」
gr「あぁ、ここはニホンという国で異世界だそうだゾ」
「異世界?」
じろ、とこちらを見るヘルメットくん
細い目で見据える目はチベットスナギツネを彷彿とさせる
沈黙が続いたかと思えばチーノくんをトントンさんからべりっと剥がし
こちらに近づいてくる
shp「...どうも、ショッピっす。
コイツになんか食わせてやってください」
ぺこりと頭を下げられる
現在の状況理解するの早いね君
ci「はぁ?コイツが作るもんに何入ってるかわからへんのに何言うてんねん」
shp「チーノ、俺ら今1文無し、つまりグルッペンさんがこの人に助けて貰ってる状態」
毒仕込んでるならAさん既におらんやろが、と説教を始めた
ci「...」
チーノくんはこちらに近づき
ci「...怖がらせてしもうて、すいませんでした..」
頭をぺこりと下げた
意外と素直な子なのね
「いえいえ、大丈夫ですよ
じゃあ何か作りますね、嫌いな食べ物とかはありますか?」
ci「とくにないです」
じゃあ何か適当に作るか!
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樹乃(プロフ) - ｯﾌﾟｧ…イケメン…文章力が高いのは勿論の事、その上絵も上手いだなんて…天は二物を与えないんじゃないんですか！？羨ましい… (11月20日 6時) (
レス) @page13 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫 - ﾔﾊﾞｲ……何回かｼﾆかけた………そして、画力をくだせぇ (11月12日 13時) (レス) @page24 id: d327bd77f6 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - ut先生のイラスト多い......!!!!!!!!!!!そして全部尊いぃぃ......!!!!!!!!! (8月12日 21時) (レス) @page41 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
おー！ - 返信ありがとうございます！他の作品どんなのかなーと思って見に行ったらなんと！その作品も読ませてもらってました✨そっちの方も神です！亀更新でも大丈夫なので（何様？）頑張ってください！！ (7月17日 15時) (レス) @page38 id: 79b164e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
絡繰り(プロフ) - おー！さん» ありがとうございます😭💕ファンの方嬉しいです..!!コメントもものすごく励みになります✨他の作品は一応ありますが亀更新です(殺.してください) (7月15日 6時) (レス) id: b6c9d54abb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絡繰り | 作成日時：2022年2月10日 1時
