キミの嘘も、寝顔も、明日も。-Ki-【after story】

番外編〜Let's shopping!〜 ページ6

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宏光「なぁAー」



「はい？」



宏光「今度の日曜買い物いかね？」



「買い物ですか？それなら昼間にそらと行けますよ？」



宏光「違くて。でっかいショッピングモールだよ、あの。そらもそろそろ行けんじゃねぇかなぁと思って」



「お出かけってことですか…！？」



宏光「そ。行くか？久しぶりに」



「はい！行きたいですっ！！！」













うれしくて思わず身を乗り出す私を見て笑う宏くん。



Aもたまには気分転換しないとな、って優しく目を細めて頭撫でてくれて。



もう、なんだろ。



宏くんがすきすぎる……













宏光「ん？なに？」



「…や、別に…」



宏光「んだよ、言えよ」



「なんでもないですって…、//」













恥ずかしくなって顔背けたら、むにゅ、って両手でほっぺ挟まれた。













「…はひふふんへふは」



宏光「お前が言わないからだ」



「うぅぅーーーっ」



宏光「俺の顔見つめて何考えてたの？」



「……、///」













きっと赤味を帯びてるであろう私の顔を見て、ニヤリと口角を上げる彼。



そのまま近付いて来た彼が、鼻と鼻が触れ合う距離で静止して。



唇が触れるか触れないか、吐息のかかるその距離で。













宏光「言わないんだったらしてやんないよ？」













妖艶な笑みを浮かべ、下唇を舐める彼。



ふぇろもんがやばいです……、///













宏光「…キス、したい？」













挟まれてた両手を頬から外して。



指先で私の髪を掬い上げながら、低く甘い掠れ声が響く。













……こくこく///













ただ頷くしか出来なくて。



そんな私を見て、フッ、て小さく笑った彼。













宏光「はい。じゃあ言って？」



「……いや、大したことじゃないですけ「うん、言って？」



「……宏くんのことが、」



宏光「うん」



「……す、すき過ぎるなぁー……って…、////」













言い終わった瞬間。



俯いて小さくなる私の顎を持ち上げた彼は、そのまま唇を重ね合わせた。













宏光「俺も同じ気持ち」













んふふ、って笑った彼は、再び甘く唇を重ねて。



日曜日楽しもうな、って優しく抱き締めてくれた。






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