LUCKY★SEVEN 〜F.T〜

42〜F.side〜 ページ44

藤ヶ谷side



彼女がいるセブンイレブンでの撮影も無事に終わった。


俺はあの笑顔がたくさん見えたことに、気分はルンルン♪だった。笑



次はいつ会えるかな…なんて思いながら、帰りの車の中で携帯を触っていた。






北「おい、玉！お前さっきなにやってたんだ〜？あの店員さん……あれ、名前何だったっけ？」


玉「Aさん？別に〜ただ挨拶してただけだよ」


北「とかなんとかいっちゃって〜？連絡先聞いたりしちゃったんじゃねーのー！？」



北山がニヤニヤしながら玉に詰め寄ってる。




彼女の名前を聞いて、携帯を触りながらも内心すげぇドキドキしてる俺。




玉「聞いてないしー」






……よかった。

正直玉が相手とか、俺勝てないかもだし。





ホッとして、また携帯を触り始めた時。








玉「聞いてないけど、教えちゃった」









藤「はぁっ！？？」







北「ぅおぉっ！？？な、なに藤ヶ谷！！」



藤「…あ、いや……玉、マジ…？」



玉「めっちゃ美人だったじゃん。俺のタイプ〜♪♪」


北「お前…かわいい顔してやるなぁ！！」


藤「……」









やべ



完っ全出遅れたわ俺…









玉「電話くるかなー」






玉のその言葉に、どうしようもなく不安になった俺。






藤「…ぜってぇ負けねー」




北「なに？なんか言った？」


藤「いや？なんもねーよ」






俺、相手のことよく知ってから行動したい派だし。
連絡先とか聞くのももうちょい話したりして親しくなって…とか思ってたけど。



も…そんなうかうかしてらんねー。






スケジュールあいたら会いに行く！！






うっしゃ！！



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