LUCKY★SEVEN 〜F.T〜

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仕事を終え、着替えている最中。





どうしよう…

急いで太陽を迎えに行かなくちゃいけないのに。


正直に言うべき…？


でも……





悩んでいた私だったけど。



太陽のことを隠す必要なんてない…





そう思って、思い切って外に出た。







玉「………はぁ〜？今からぁ！？もぉ〜なんでだよぉー！俺今忙しいのにぃー！！……ん、わかったよ！行くから！うん、じゃぁ」





玉森さんが背中を向けて誰かと電話をしていて。


私に気づいた玉森さんが「あ！」というと…




玉「…あの、ほんと悪いんだけど…なんか急用ができちゃって、今から戻らなきゃいけなくなっちゃったんです…」


と、しゅんとしていた。


「あ、いえ！大丈夫ですから」


玉「俺から言っといてすいません……で、あの……家着いたら電話して下さい！絶対にっ！！」



そう言うと彼は、小走りで高級そうな車に乗り込み、クラクションを鳴らして去っていった。






彼が帰って行き…内心ホッとしていた私。




あっ！お迎え！！と思い出し、すばやく自転車にのり、太陽のもとへと急いだ。


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