LUCKY★SEVEN 〜F.T〜

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「ん〜……」




結局、あれから一週間。

玉森さんには連絡できずにいた。




純「A、最近変だよ？どしたの？悩み事？」




今は休憩中。




純にはまだあのことは伝えられていない。


なんだか、あんまり人には言っちゃいけない。

そんな気がして。




「…うーん、そう、かな？」


純「なになにっ！？もしかして恋の悩みっ！？？」


「そ、そんなんじゃないよっ！」


純「なんだぁ〜。Aもまた恋できたんだってうれしかったのに」





純は…太陽がいる私を、今までも何回か集まりに誘ってくれたりして、「Aだって恋愛してもいいんだよ？」って、言ってくれる。



恋がしたくないわけじゃない。

でも、やっぱり太陽もいるし。


あの出来事を思い出すと、もうあんな思いはしたくないって思ってしまう。



それでもやっぱり、幸せそうな純やカップルを見ていると…うらやましいと思う自分、自分も誰かに愛されたいと思う自分がいて。




玉森さんからの突然の行動に、驚きすぎてかなりとまどってしまったけど、うれしかったのは本当で。

こんな私でも、女として見てもらえたというその事実が。


私の気持ちを、ほんの少し…ほんの少しだけ。


揺れ動かしていた。



「ありがとう、純♪♪」

純「えぇ？なによーっ笑」






誰かに聞いてほしいという気持ちがあった私は、純になら…と思い、とりあえず玉森さんという名前は伏せて、話をしてみた。



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