検索窓
今日:21 hit、昨日:24 hit、合計:397,819 hit

35〜F.side〜 ページ37

藤ヶ谷side




期待はしないでおこうと思っていた…のに。




スタッフ「北山さん、藤ヶ谷さん、玉森さん入られまーす」





…まさか君がいるなんて。





スタッフ「出演していただく、こちらのセブンイレブンのスタッフの方です」




口を半開きにして固まっている君がかわいくて。


ニヤニヤしてしまいそうな自分を必死で抑えていたのに…



慌てて名前を言う君に、思わず笑ってしまって。



毎度おなじみフワフワしちゃった俺は、「知ってる」なんて言葉を発してしまった。




玉に、なんか言った?って聞かれてやべー!って思ったけど。


なんとか紛らわして、自分の名前を君に覚えてもらいたくてわざと大きめの声で挨拶をしてみた。







流れも順調に行き、俺達がパンを抱えて店にかけこんで、取り合いになる役者さんを見つめるシーン。






え?





なぜかその役者さんの隣に君がいて、俺は思わず見つめてしまっていた…らしい。



彼女の困ったような表情に、ハッとして視線を戻した。








そのまま順調に進み、彼女たちにも挨拶をしに行った時。


もうお別れか、なんて思ってた俺は…まさか君が話しかけてくれるなんて、思ってもいなくて。




しかも君は…前に俺がここによく来ていた事を覚えていてくれた。



そんなことを覚えてくれていたなんて…と、うれしさとびっくりが合わさった感情で、間抜けな返事しかできなかった俺。






そのまま車に乗り、次の収録に向かった。



北「藤ヶ谷、あの店よく行ってたの?」


藤「…まぁ、デビュー前くらいから」


玉「ね、ガヤ今日なんか変じゃなかった?」


藤「…は?なにが?」


玉「なんか今日フワフワしてない?ガヤ」


北「そ?つか玉にはそれ言われたくねぇーわ!笑」


玉「なんでよ!」




マジでお前に言われるのは勘弁だわー、なんて言いながら内心あせっていたのは事実。笑

.

36→←34〜F.side〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (265 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
790人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

由貴(プロフ) - 凄く気になります!! (2015年6月13日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
やっすー - きゃー。続ききになります。ってことで、このまま2へいってきます^−^ (2014年4月19日 17時) (レス) id: 599bbe43d3 (このIDを非表示/違反報告)
藤子ちゃん - どうなるか楽しみー 何かドキドキしてきました。 (2014年3月25日 2時) (レス) id: 48e0c3a11e (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - 玉さんさん» 二回目のコメントありがとうございます♪♪前読んだ雑誌に、玉森さんは好きになったらグイグイいっちゃうかも、とあったのでそんな感じにしてみました!また更新しますね(^^) (2014年3月23日 17時) (レス) id: b56fe26858 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - 藤子ちゃんさん» ライバル…出ちゃいました。笑 これからどうなるのか作者にもわからず…笑 これからもお付き合いください^^; (2014年3月23日 17時) (レス) id: b56fe26858 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:K | 作成日時:2014年3月15日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。