LUCKY★SEVEN 〜F.T〜

29〜F.side〜 ページ31

藤ヶ谷side





……な、なんで




君にまた会えた、といううれしさと、緊張で…若干パニックになった俺は、とりあえずお目当ての野菜スティックのところまで一直線。





藤「……あれ、ない…」






俺の大好きな野菜スティックが……ない。





……いや、じゃなくて！！



なんで彼女がいるんだ……？？





藤「……どうする、俺…、話しかけておくべき？いきなりはまずいか……ぁあ〜……でもせっかくまた会えたのに…ん〜、とりあえず…カフェオレ……」





カフェオレを持って彼女の元に行った。






藤「あの…」








思わず話かけてしまっていた。




ビックリしている彼女に、話す内容も考えていなかった俺は咄嗟に、野菜スティックは明日入るか、なんて聞いてしまって。





朝一で入りますよ、とにっこり笑った彼女の笑顔に…俺はもう、なんかフワフワしちゃって。笑




藤「……来ます」




反射的にそう応えていた。









あの日俺は…




君に二度目の恋をしたんだ。



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