LUCKY★SEVEN 〜F.T〜

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店長side


朝5時半。


そろそろ品出しするかな〜なんて考えてたら客が入ってきた。


「いらっしゃいませー」


見ると、ハットをかぶりメガネにマスクをした昨日の……芸能人？らしき男。



品出ししようとしていたお弁当類をそのままにしておくわけにも行かないから、とりあえず棚に並べる。


俺が並べてる最中、隣でウロウロする男の客。



？「……あの、コレ…いいっすか？」



そう言って、手にした…野菜スティック。


「ああっ、すいません！どうぞどうぞ！」


ペコッとお辞儀をしながら、その野菜スティックを3つ手にして、レジまで向かっていった。


急いで俺も一緒にレジまで向かった。



？「あの……」

「はい？」

？「昨日の夜いた子は…いないんですか？」

「ん？昨日…あー！Aちゃん？あの子は昼からだよ〜。夜ならいるよ！」

？「そうなんですか…」

「なんかありました？」

？「…あ、いえ！……また来ます」



そう言って、ニッと笑ったように見えたメガネ越しの目。



なかなかのイケメンと見た。笑





Aちゃんねぇ〜。
まぁ美人さんだからな。

芸能人かなんだかわからねぇけど、気になってんのかねぇ。

また来ますって……
積極的だな、おいっ！！笑



なーんて考えてたら、品出しの途中だったことを思い出してあわてて品出しを再開した。



「…にしても、イケメンだったなぁ。本当に芸能人かもな」


男の俺からみてもなかなかのイケメンだった。

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