LUCKY★SEVEN 〜F.T〜

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「…あっ」



思ったより大きな声が出てしまい。笑


とっさに口元に手をやる。




と、なぜか軽く会釈をしてしまい。



変な咳払いをした後、無意識に背筋を伸ばしてしまった。




チラとそちらを見てみると…




ニット帽を目深にかぶり、メガネにマスク姿の男性。




少しの間立ち止まったままだったその客は、その私の一連の行動に対してであろう。



顔の表情こそよく見えないが、クスッと笑われたように見えた。




そしてなぜかその客に会釈返しをされ、なんとなくきまずい…と思っていた。





その男性客はお弁当コーナーに一直線。



なんとなーくあやしい格好をしたその男性客に目が行ってしまった。



一通りウロウロして、なにやらブツブツ言っているような…言っていないような。





と、他のお客さんがレジに来たので対応をする。




「ありがとうございましたー」




顔を上げた瞬間。




？「……あの、」


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