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A side
廉「晴太郎ごめんなぁ。俺ももうすぐそっちに行くから。」
A「ねぇ！吉岡くんっ！お願いだから……」
ｶﾞｼｬﾝ！ｶﾞｼｬﾝ！
足枷は力ずくでも外れない。
廉「…………。」
吉岡くんが立ち上がって私の後ろに立った。
私の肩に手を置いて……その目には狂気が宿っている。
廉「A？落ち着きや。
どうせ最期なんやから楽しい話しよう？な？」
A「何言ってんの！？お願い！助けて！」
廉「そうや。まだ言ってなかったな。
Aを最後までここに残した理由、なんでやと思う？」
A「え？……幼馴染なのに、イジメを傍観してたから？」
廉「それもある。」
A「……ずっと近くに居たのに、晴太郎の気持ちに気づかなかったから？」
廉「それもある。けど……一番の理由はな、Aには最後まで思い出し続けて欲しかったから。」
ｶﾞﾀｶﾞﾀ……!!!
地響きが更に大きくなって机の上に色々な物が落ちてくる。
A「嫌っ！！もうやだっ！！！」
ガラスを割って水まで入ってきた。
廉「なぁA？俺の知らない晴太郎のこと、いっぱい思い出して聞かせてや！早く！なぁ？早く！！」
A「嫌だっ！言いたくない！晴太郎はこんなこと望んでない！」
そう言って吉岡くんを突き放すと、吉岡くんは1枚の写真を手にした。
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のこのこ(プロフ) - 梅花 琉瑠さん» ありがとうございます！続きの更新も、頑張っていきたいと思います！ (2018年2月23日 20時) (
レス) id: c4528d515c (このIDを非表示/違反報告)
梅花 琉瑠(プロフ) - めちゃくちゃ続き気になります！この作品大好きです、更新待ってます！ (2018年2月17日 4時) (レス) id: 8bb3f40de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のこのこ | 作成日時：2018年1月16日 21時
