3jsb Vocal Girl 【３】

. ページ30

貴方side




大きな声で目を覚ますと、メンバー(だと聞いている)人がメイク担当の近藤さんって言う人と知らない男の人を取り押さえている修羅場。








何があったの…？




これは誰……？









『あの……近藤さん…？』





近藤「なんであんたなんかが臣くんと一緒に居れるの！？なんで私じゃないのよ！！！」








何が何かわかんなくて、ただただ呆然と会話を聞くのが精一杯だった。








そのうちお母さんや華音たちも合流して、近藤さん達を取り囲んでる。








直人「あなたはAとどういう関係？」







男の人に聞く。








男「俺は…「この子の元カレでしょ？」








『元カレ…』







剛典「えっ…待ってAは彼氏出来たことないんだよ？なんで…」





男「俺は……この子の元カレなんかじゃない。」






近藤「はっ……！？」








男「俺は、こいつのことが好きだったんだ！！！だから…だから……なんとかして近づこうと思って…」




臣「それでAをこんな目に？」





男「こんな女だと思ってなかった…単にこいつの彼氏かｾ ﾌ ﾚ になれればそれで…良かったのに……」




近藤「どういうこと？私を使ったってこと？」








本当にわけがわかんなくなってきた……




『あのっ……私近藤さんに悪いこと…「してない。」







岩田さんに遮られた。





剛典「Aは何もしてない。この女が臣さんを独り占めしたいがためにAを殺そうとしてた。だからAは何も悪くない。」









その言葉を聞いた途端、急に頭に激痛が走った。






『…う"っ………』




メンバーの人達が声をかけてくれてるけど、よく聞こえない。

それに混じって近藤さんの笑い声も聞こえる。









なに？




何が起こってるの？









.









.









.









私の意識はそこで途絶えた。

.→←終焉

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す