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左馬刻お手製の朝ごはんを食べ終え、それぞれが身支度を始める。
左馬刻「じゃあ、俺ら帰るわ。また今度出かけよーぜ。」
理鶯「また来る。では。」
皆そんなに暇ではないようで。
支度をし終えたらすぐさま帰ってしまった。
「またねー。」
残された部屋はやはり静かだ。
鳥と馬がいないだけでこんなに変わるものなのか。
銃兎「そう言えば、元からハマ推しなんですか?
それとも、関わるようになってから?」
確かに元からのハマに興味はあったが、関わってからの方が惹かれたな。
半年ほど前に銃兎に保護(家畜的な意味で)されて、左馬刻様に出会って。
「そうだね。元々divisionとしては興味あったけど、単品なら先生推し気味だったからな。
今はハマの社会的やばさとかも含めて推せる。」
銃兎「そうですか。社会的やばさとはあまり嬉しくないのですが。」
時々敬語が混ざってるこの人違和感しかないです。
「なんで敬語混ざるの?」
銃兎「ん、なんででしょう。
被るから。あの人と面影が。」
あの人、?
兄ちゃんは部下だし。
あー、わかったわかった。
「父さん?」
銃兎「あぁ。高卒のノンキャリアにして50代手前で課長まで登り詰めてたので。それ自体はよくある話でしたが、上司としても信頼できる人でした。」
父さんが凄かったのは何となく伝わった。
けどさ、
「タメにしてください。違和感しかないです。」
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萩 - 続き楽しみです! (2020年4月18日 10時) (レス) id: 28ee4bfc20 (このIDを非表示/違反報告)
kazumi(プロフ) - お話読みました!続きが気になります!更新頑張ってください! (2019年4月29日 18時) (レス) id: ca051315e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼方 | 作成日時:2018年10月10日 23時